低迷

大晦日の風物詩といえばNHKの「紅白歌合戦」、その裏番組といえば日テレの「絶対に笑ってはいけない○○」か格闘技中継か。
その笑ってはいけないシリーズ、昨年末の放送はトレジャーハンターでしたが2008年以降キープしていた視聴率15％を割り込んだそうで。
まぁ毎回テーマだけ変えて中身は一緒じゃぁねぇ…。
ほとんどが大御所とか時の人にそんなことやらせんのかよｗってギャップ笑いがメインだし、鬼ごっこや蝶野ビンタみたいな理不尽お仕置きはそもそも「笑ってはいけない」というメインテーマからかけ離れすぎた。
笑わせるvs笑わないの構図が「スタッフ」vs「お笑い芸人5人」になってるから大げさな仕掛けに頼らざるを得なくなってるしその構図なら笑わない側がお笑い芸人である必要が全くない。
お笑い芸人は笑う側ではなく笑わせる側だからこそのお笑い芸人なのに、その特技を使うことなく「笑ったらお仕置き」だけでは…ねぇ。
スタッフはシチュエーションセッティングとか小道具の提供にとどめて、メンバー間の笑わせ合戦を誘発すれば「田中は方正笑わせるためにこういうネタもってくるのかｗ」とか「遠藤くだらねぇｗ」とか「松本が浜田笑わせようとして自爆しよったｗ」とか楽しめる。