未来のミライ(ネタバレあり)

「サマー・ウォーズ」や「バケモノの子」で知られる細田守監督の最新作、「未来のミライ」を見た。
この映画には日テレが絡んでいるので、日テレを見てるとちょくちょく宣伝がはいるのだが、その予告番宣見てる限りではなんか微妙な雰囲気で、会社で東宝鑑賞券をもらったので劇場まで足を運んだが、金払ってまで見たいかって言われるとなぁ。
前作「バケモノの子」と比べると初動が4割減とかいうニュースをみたのもさもありなん。
さて映画について。
主人公は「くんちゃん」と呼ばれる♂幼児、タイトルにもある「未来」はくんちゃんの妹。
タイトルと予告動画から推測するにくんちゃんと未来から来た女子高生未来ちゃんの不思議体験なのかと思ったんだが、個人的には今のタイトルのままなら凡作。
「くんちゃんの不思議大冒険」とでも改題した方がしっくりするんじゃないかとおもうが、改題したところでギリギリ及第点レベル。
予告動画では「この夏最大の感動作」と煽ってたが、感動ポイントなんてあったかな？
レトロ磯子駅～未来東京駅のあたりは細田作品のイメージがなくて「シャフト」作品かと思ったわ。
くんちゃんの母方の祖父母や曾祖父母が出てくるのに父方の血族は一切出てこないし、未来ちゃんの思わせぶりな手のあざは別段大きなエピソードがあるわけじゃないしで物足りなさ感が残る。
ぶっちゃけこの映画のターゲット層がわからないんだよなー。
ロリ・ショタ愛好者向け？