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氷月神示 銀雫の10

クニノトコタチノカミより皆様へ

…その日の夜、メッテッヤは宮殿の部屋で「父」のサマルトに、明日は行きたくない、と駄々をこねた
泣きべそをかきながら、「どうしても行かなきゃだめ?」と言って振り向くと、一瞬、彼の顔は未来に地上に転生してから苦しむ様子を表すかのように、斜めに歪んで見えた
そして、元に戻った
(彼は自分で気づいていない)
「メッテッヤ……」
サマルトは、だいぶ以前に彼に、お前は未来になればチキュウという星へ行くのだ、と予告してあった 
池の水が少なくなると、中にいたコイがはねて苦しむように、チキュウに住む人々は、今愛が足りなくて苦しんでいる、
だからお前は行って、地球を愛の水(=気)にぽちゃんとつけてやりなさい、と幻の池とコイを見せて教え、さとしてあった
すると、その時のメッテッヤは素直にうなずき、
「うん、わかったよ、お父さま
ぼく、ぽちゃんと水につければいいんだね」
と答えていた
彼は、その約束を忘れてはいなかった
だが、あまりにお父さまを愛していたが故に、そして天界での生活になじんでいたが故に、離れることに拒否感がつのったのだ
…また、実際、これから訓練のために兜率天へ降りれば、心(幽体)の波動を強制的に下げられることになり、又先で地上に生まれれば、気の力を封じられて更に人間並みの波動に落とされ、
ある一時期悪人の心理を体験してお祓いに役立てるために、きつい状況に置かれ、最悪の波動も体験することになる…
それは安定した良い高い波動から、擬似的な憎悪で歪んだ、とても低い不安定な波動に大きく移ることであり、当然メッテッヤにとっては拒否感の強いはずのことだった
彼はそういった事を何も知らされていなかったが、これから受ける未来の試練を直感的に感じ取ったのだろう、ぐずぐず言い出していた

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