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氷月神示 その38

…私が神妙に立って集中しようと目を閉じていると、脳裏に映像が浮かびました

それは、和宮様が私に幻の衣装を順々に重ねて着つけて下さり、手に何か持たせられたりして下さる感じでした

決してぱっと出来上がった全体の絵が浮かんだのではなく、生きている人がやるのと同じように、現実的な手順の着せ方です

…それで出来上がった扮装を、後で私はイラストにしておきました

(だから何十年経った今でも、思い出して書けるのです)

…扮装は、次のようなものでした

西洋風の釣り鐘型の足元までの白っぽいスカートと、ラッパ型に開く白い七分袖の上半身のスタイルで、生地は相当薄くてふわふわし、やや透き通って軽い感じ

胴回りに共布の太いサッシュベルトを巻いてもらったが、正面にこぶし大の平らな桃の実の飾りがついている

頭から透き通ったベールを肩の上までかける

ベールのてっぺんにはなぜか小さな金のトビの飾り付き

片手に神社の巫女さんが持つような、8個位の鈴付きの短い棒を持たせられる

…というものでした

なぜ西洋風のドレスなのかわかりませんでしたが、私がその幻の衣装をありがたくお受けしていると、目の前に手まりのような大きさの球体の幻が浮かびました

…それは「地球」という感じがしましたが、虹色のうねり模様のある濃い煙で包まれています…なんだろう?…どうして私より地球が小さく見えるのだろう?

それはとにかく、私の受けたメッセージは、その絵解きをして行きますと、何か巫女さんのような役割をこれからしなさいと、言われているようでした

 

…目を開けると一切の幻が消え、和宮様の姿もありませんでした

私は忘れない内に急いでメモをしました


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