8月15日 今日も晴れて暑い。 終戦の日と同じような天気だなぁ。
「 終戦の あの日と同じ 蒸し暑さ 戦没者悼み セミも鳴きやむ 」
私は終戦日は小学生の低学年だったが、正午にラジオを聞くようにとの指示が役場から出ていたのを
大人の話からそれとなく聞いていたが、あまりに暑かったので、夏休みだったので1kmぐらい離れた
川に水泳に行って帰ってきたのがお昼で、家にはラジオがあって(ない家が多かった)近所の
男の大人が数人いてみんな嗚咽し、泣いていた。
父に聞いたら、戦争に負けたとの一言だけ言って家の中に入っていった。
子供心に明日からどうなるのか分からず不安だった。 大人も同様だったと思うね。
それからが大変だった。 停電は頻繁にあったし、都会の親戚の家族も来ていたし、
食糧難で栄養失調の子供が多くいたし、病気になれば健康保健制度が無かったから病院に行けず、
命を落とした人は数え切れないほどいたね。
今日も、用事があったので自転車で行ったが、公園などのセミの声がいつもより少ないような気がした
よ。 もう戦争はこりごりで戦中、戦後の辛い時期など、思い出したくも無いなぁ。