60回目の終戦記念日がまもなくだ。私は戦争体験者の一人として戦争の悲惨さを知らせることが必要と思い書くことにした。その頃群馬県前橋市の中心部から約10km離れた農村に住んでいて、当時小学2年生でした。その1年ぐらい前から空襲が始まった。初めは夜だけでしたが、2年生になってからは昼間も空襲があり、登校してまもなく空襲警報のサイレンがなって勉強は中断し、すぐ下校が頻繁になった。空襲が多くなると、5分ぐらい歩いて防空壕に逃げ込んだのが近くの桑畑になり、ついには平地の自分の庭に穴を掘って防空壕にした。前橋への空襲は頻繁にあり、そのたびに警報がなった。6月頃から学校の登校に代わって近くの公民館での授業になったが、勉強はほとんどできなかった。前橋はほぼ焼け野が原になったが、うちのむ羅は焼夷弾がかなり落ちたが大きな被害はなかった。今でもサイレンを聞くと空襲警報で逃げて不安になったことを思い出す。
今晩、スペースシャトルが地球に帰還する。野口宇宙飛行士が宇宙遊泳したとの報道があったが、連日熱帯夜が続いているので私も布団の上で連日遊泳している。
エアコンは2~3時間しか付けないので、寝苦しいから頻繁に寝返りをすることになる。もっと長くつければいいのにって?。私は貧乏性なんだよなー。そこで1句。
「布団遊泳 何度も落ちる 熱帯夜」 空飛ぶ絨毯じゃない布団でなくてよかったな。
エアコンは2~3時間しか付けないので、寝苦しいから頻繁に寝返りをすることになる。もっと長くつければいいのにって?。私は貧乏性なんだよなー。そこで1句。
「布団遊泳 何度も落ちる 熱帯夜」 空飛ぶ絨毯じゃない布団でなくてよかったな。
連日うだる暑さが続いているね。昨日、昼過ぎに散歩したら畑の隅にヒマワリが10数個の大きな花が咲いていた。花は皆思い思いの方向に向いて首を曲げて少しだらしがないような格好をしていた。とても日回りはしていないと思われた。そこで1句。
「ヒマワリも 名負(怠)けてがっくり する暑さ」
「ヒマワリも 名負(怠)けてがっくり する暑さ」
今日も1日中大変蒸し暑かった。昼過ぎ近くの公園に行った。この公園は周りに多くの木が植えてあり、木陰のベンチに腰掛けた。平日なので人も少なかった。疲れたのでベンチに寝たところ、涼しい風が吹き、小鳥のさえずる声が聞こえたが、せみの声はほとんど聞こえなかった。しばらくすると30分ぐらいベンチで寝てしまった。まさに至福の時間だった。そこで1句。
「公園で 風、鳥友にし 昼寝する」
「公園で 風、鳥友にし 昼寝する」
今年はセミの数が少ないようだ。セミの鳴き声がいつもの年ならうるさいぐらいだが、今年はほとんど聞こえない。やはり異常気象のせいかな。今日の早朝散歩で、街路樹の見やすいいところにセミの抜け殻を見つけた。昨夜から早朝にかけて飛び立ったのだろう。セミは地下の生活が長く、その間、大半は寝ていたのだろう。そして地上での期間は短いから急いでいただろうな。そこで1句。
「時間(とき)惜しみ セミはパジャマを 脱ぎ捨てる」
「時間(とき)惜しみ セミはパジャマを 脱ぎ捨てる」