竹中大工道具館は、当館前の斜め前にあり竹中工務店創立85周年の記念事業として
昭和59年7月神戸市中央区に開館されました。
大工道具館は品質の良いものほど磨耗するまで使われ、消耗するという厳しい宿命を
もっているみたいです。これらを民族遺産として収集・保存し、さらに研究・展示をしているのが
「竹中大工道具館」ですここ道具館で今日までに収集した資料は24,000余点もあり
常設展示にて、道具の歴史・木と匠の道具・道具と鍛冶と題して実物が展示されており
パネル・映像による解説もしてくれています。また、講演会やセミナー、体験教室などの
イベントを定期的に開催しています。
今回、7月1日(火)~10月5日(日)まで《ネパールの大工道具》と題し、新着資料を含む
鋸、鉋、斧、鑿などの大工道具のほか、道具の製作法・使用法を解説したパネル・映像と
あわせてネパール木工具の多様な文化を紹介されます。
7月19日(土)には関連イベントとして第32回「技と心のセミナー」「ネパールの大工道具とその使い方」
が行われます。
時間は13:30~15:00までで、御希望の方はご予約となりますのでHPでお問合せ下さい。