本日天皇陛下がご自身の象徴としてのお勤めに対するお悩みを打ち明けられました。
天皇陛下も既に齢82となられ、肉体の衰えを感じざるを得ない状況となっています。
現行法上陛下自らが勤めを辞めるとは言えず、ご逝去をもって勤めを終わらせることしかできないのです。
もちろん体力的に続かなくなったとか気力面で弱気になったとか頭脳に問題が出てきたとかいうことでは現時点ではないような気がします。
ただそうなった時でも天皇としての勤めを果たし続けなければならないことに、不安をお感じになられたとしても不思議はありません。
一般社会においては定年退職という制度があり、退職した者は隠居するなり次の勤めに邁進するなり自ら選択する自由があります。
天皇の勤めについてもそのぐらいの選択肢はあってもいいのではないか、というのが天皇陛下の論外の論なのでは・・・。
私は賛成します。
今や天皇はもう神ではない。人間天皇なのです。
辛い時苦しい時もあるでしょう。
国の象徴という勤めを果たしていただきさえすれば、自らの進退の時はある程度自由にしていただいても良いのではないでしょうか。