ハーレーによく合うものといえば?
革ジャンやブーツ、革小物のようなグッズから、長距離をゆったりと流すといった走り方まで、いろんなものが思い浮かびますが、キャンプもそのひとつではないでしょうか。多くのライダーが衝撃を受けた『Easy Rider』や、最近では、ジョン・トラボルタ主演の『Wild Hogs』(邦題:団塊ボーイズ)にも、野営やキャンプの様子が描かれています。
かねてより、チャプタースタッフの“Easy Rider世代”からは『ハーレーでキャンプやりたいよね』との声があがっており、昨年はスタッフ数名でキャンプを企画、実施しました。これであらためてキャンプの楽しさを実感できましたので、2011年はチャプターイベントとして企画することとなりました。ただキャンプをするだけでなく、目的を持って楽しみたい!。そこで、ハーレーダビッドソン テラカドさん(茨城県東海村)に活動拠点を置く、茨城北チャプターとの交流キャンプとなりました。
8月6日(土)の13時半。常磐道 守谷SAに集合しました。このところ曇りや雨の日がありましたが、ひゃあ、夏の暑さが戻ってきました。目指すは、ハーレーダビッドソン テラカドさん。ディーラーさんの敷地の中に、キャンプ場、エアコン付きのライダーハウス、シャワーなどが揃っています。その名も、テラカド・ワンダー・フィールド。
守谷SAを出発して70分で着きました。灼熱の太陽にあぶられて、あぁ、はやく飲みたい生ビール。でもその前に、テントを張り、食材の買い出しを済ませましょう。...ということで筆者は買い出しに出かけましたが、戻ってきてビックリ。みんなおいしそなビールを飲んでます…。
『先に飲んじゃったんですか~』
『いや、違うよ。乾杯の練習してたんだよ』
んもぉ。そんなこんなで買い出し隊も乾杯の練習に加わり、そのあと何回『カンパ~イ!』としたことか…。この日は、茨城北チャプター、千葉チャプター合わせて、20名程が集まりました。ビールサーバや、本格的なバーベキュー設備で、味も雰囲気も最高です。
ビールがもっとおいしくなるように、と千葉チャプターの“Easy Rider世代”代表格、ワイルドマンこと、Tロードキャプテンが、自慢のギターMARTIN D-28で弾き語りを披露。吉田拓郎、坂本九、ベン・E・キングなど5曲を歌ってくれました。割れんばかり(?)のアンコールに応えて、今度はカラオケ(※キャンプサイトにカラオケマシンもあるんです)で熱唱。昔々、歌手を志していた頃があったそうで、その美声で一段と酔いが進みました。
盛り上がりが最高潮に達した頃、ビンゴゲームのスタートです。みなさんプレゼントをゲットすべく真剣です。『次っ、36番お願いね!』と、ここでもリクエストが連発します。これにはお応えできず…運に任せるのみ☆
今宵も宴たけなわ。交流で胸もおなかもいっぱいになったところでお開きとなりました。
交流キャンプいかがでしたか? 初めての企画で、手際も多かったですが、案外盛り上がって、お楽しみいただけたのではないかと思います。これで終わりにせず、機会を作っていきましょう。誰ですか、『真冬の冷凍キャンプもいいね!』なんて言っているのは。
さて、8月の定例ツーリングは、那須高原から日塩もみじラインで日光へ抜け、大笹牧場でランチを楽しむコースです。今回はやや難易度が高いコースですが、チャプタースタッフがサポートしますので、ステップアップしたい方は思い切ってご参加ください。また、標高が高く、真夏でも肌寒さを感じることがありますので、長袖をご用意のうえ、ご参加ください。
Photo by Three village / Text by 十兵衛