四日目 6月28日(水曜日)
四日目の朝は曇りです。駐車場は濡れています。太平洋の海岸に沿って稚内まで走ります。
どこかでは合羽を着なくてはならない空模様です。
でも天気予報は曇りです。
今日はA原さんにタンデムでお世話になります。
最初の休憩地は道の駅『サロマ湖』です。でもここからはサロマ湖は見えません。
そして6人揃って記念撮影です。今のところ5台は問題なく走っています。
今後どうなるかは解りませんがね!
この後、紋別市役所の水道部にマンホールカードを頂きに立ち寄ります。
昼食は「道の駅マリーンアイランド岡島」にて、各自好きなものを食べます。
道の駅マリーンアイランド岡島は船の形をした道の駅です。
海鮮ラーメンを注文しました。
1200円ですがHOGから1000円の補助券を頂き、200円の出費で美味しく頂きました。
青空も見え始め、ここまで来れば今日は大丈夫、一度も合羽を着ることなくツーリングできました。
日本最北端の地『宗谷岬』に到着しました。観光客(ほどんど中国人)で一杯です。
ここも中国人観光客で一杯です。ハーレーは珍しいのか油断をしているとお構いなしに跨って自分のバイクの様に写真を撮っています。
『宗谷岬の豆知識』
宗谷岬(そうやみさき)は、北海道稚内市にある岬。日本の本土最北端の地。日本国政府の実効支配の及ぶ範囲で、一般人の行く事のできる最北端の地である。
本項では、宗谷岬を題材とした同名の楽曲(後述)についても記述する。
日本政府が領有権を主張する範囲における最北端の地は、北方領土・択捉島にあるカモイワッカ岬であり、また、現在日本政府の実効支配が及ぶ範囲における最北端の地は、宗谷岬の西北西の沖合い1kmに位置する弁天島という岩礁であるが、宗谷岬が一般人が通常利用する交通手段を用いて到達できる範囲においての日本国領土内の最北端の地であるため、「日本最北端の地」と記された石碑が建てられており、この石碑を目指し多くの観光客が訪れている。このため地理上の特徴として付近には様々な「日本最北端」が存在する。なお、「岬」とは称するものの、尖った地形になっている訳ではなく、海岸線がカーブしているだけである。
岬の南方に広がる宗谷丘陵は、全国的に見ても珍しい周氷河地形を肉眼で確認できることから、2004年10月に北海道遺産に選定された。丘陵内にはこの地形を利用した牧場があり、のんびりと放牧されている宗谷黒牛や、風力発電の風車群を見ながら通る道は、稚内市街から宗谷岬を目指す観光ルートの一部として定着している。
かつては「大岬(おおみさき)」とも称していたため、稚内市民など周辺住民の間では大岬と呼ぶ者も多い。
岬の東端にある宗谷港はタコの水揚量が全国第2位である。
この後は稚内市の市役所環境水道部でマンホールカードを頂きます。
稚内市のデザインマンホールは平成7年に誕生し、第1次南極観測隊に参加したタロ・ジロ、
夕日に染まる利尻山、北海道遺産の北防波堤ドームが描かれています。
そしてその防波堤ドームに駐車させて頂いています。
屋根もありシートの必要もありません。
あれあれ、今日もまだ8時なのに、S久間さん眠っています。
昨日のバイクトラブルがあり、疲れてしまったかな?
稚内での参加者一番多く、81人でした。
今回活躍のカメラマン熱田さん
皆嬉しそう!笑顔が弾けていますよ!
そして全員での集合写真
今日は北海道ツーリング中日での二次会です。今日は誰が一番に眠りに着くかな?
まだ9時です。
10時を過ぎたところで、一人また一人と睡魔に襲われていきました。10時30分閉宴です。
五日目 6月29日(木曜日)
お世話になった駐車スペース防波堤ドームとお別れです。
その前に防波堤ドームの記念写真をたっぷりと撮ります。
いつも仲の良いOさんご夫婦です。朝から二人で旅支度です。
稚内港北防波堤ドームは宗谷湾を望む北埠頭のシンボル。強風と荒波を防ぐ全長427mの世界でも珍しい半アーチ形ドームは円柱70本の柱廊風のゴシック建築を模した重厚なデザインで2001年には北海道遺産に指定されています。
稚内港北防波堤ドームにハーレーが80台一列に並ぶとカッコいいですよね!
稚内市の施設なのに良く貸してくれましたよ!
チャレンジすれば道は開けますね
そして、今回のカメラマンは美保純にとっても似て可愛い『熱田チズカ』さん
たっぷりと写真を撮って頂きました。
日本の最北端の地を離れます。
防波堤ドームから
『ノシャップ岬の豆知識』
野寒布岬(のしゃっぷみさき)は、北海道稚内市ノシャップにある岬。「ノシャップ岬」とカナで表記することも多い。日本海から宗谷湾を区切る。
岬の最北端には稚内灯台があり、晴れた海霧の立たない日には利尻島(利尻富士)、礼文島が望める。灯台の南西よりにある恵山泊漁港公園には「ノシャップ岬の碑」の他、「イルカのモニュメント」が設置されているが、これはイルカが宗谷海峡を通過したという昔話に基づいている。灯台・漁港公園に隣接して稚内市立ノシャップ寒流水族館、青少年科学館、みやげ物店などが居並ぶ。
2007年度は約14万人の観光客が訪れている。
読み方が似ている納沙布岬(のさっぷみさき)は根室市にある北海道本島最東端の岬である。
到着しました、本日の昼食場所 「浜野おかあちゃん食堂」です。
いや~ 美味そうだなー
どれも美味そうでしょ!
私達が頼んだのが、うに丼、甘海老丼、海鮮丼、日替わり定食でした。
普段はフェリー乗り場の定食屋さんこんなにたくさんのハーレー野郎が来店するとはね!
お店はてんやわんやの大騒ぎとなっていました。大変美味しく頂きました。
ここでもHOGからサポート1000円があり、海鮮丼1500円は500円で頂く事が出来ました。
今度はA田さんのバイクの異常を知らせる警告灯が付くようになりました。特に走りには問題はありませんが、本人は気になります。少し様子を見ながらの走行となります。
『層雲峡の豆知識』
層雲峡(そううんきょう)は、北海道上川町にある峡谷である。大雪山国立公園に位置し、石狩川を挟み約24kmの断崖絶壁が続く。大雪山黒岳山麓にある層雲峡温泉は大型ホテルなどが立ち並ぶ北海道有数の規模を誇る温泉街で、層雲峡および大雪山観光の中心地となっている。
大函・小函:層雲峡の峡谷美が最も素晴らしい場所である。約3万年前の大雪山の噴火により堆積した溶結凝灰岩が石狩川によって浸食されたことにより形成された、高さ200m前後の柱状節理の断崖を間近に見ることができる。
流星の滝、銀河の滝:石狩川左岸の断崖に並んでかかる2本の滝。流星の滝は落差90メートル、標高1000メートル、直瀑。銀河の滝は落差104メートル、分岐瀑。流星の滝は高さのある急涯を太い1本の線となって流れ落ちる力強さから雄滝とも呼ばれ、銀河の滝は末広がりになって白糸を垂らしたような流身を持つ優雅さから雌滝と呼ばれている。この2つの滝が仲良く寄り添って落ちている事から、夫婦滝の別名もある。この2つの滝は「流星・銀河の滝」として日本の滝百選にも選定されている。国道39号銀河トンネル入口横から旧道に入ったところに駐車場が整備されており、2つの滝を間近に眺めることができる。また、駐車場から背後の斜面を20分ほど登ったところには「双瀑台」の展望台があり、流れ落ちる2つの滝を同時に眺めることができる。層雲峡にはこの他にも、白蛇の滝、岩間の滝等大小様々な滝がある。
大雪山黒岳(1984m):層雲峡温泉の温泉街から大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイとリフトを乗り継いで7合目まで行け、そこから頂上までは1時間ほどで登ることができる。手軽に登ることができるが、毎年7月まで残雪があり、9月には初雪を迎えるため、相応の装備が必要である。
HD旭川に立ち寄り、Mのバイクを引き取ります。問題なくエンジン始動。
一方、A田さんは警告のことを確認しますが、検査してみないと何とも言えないとのこと、できれば走らずに検査をした方が良いが、もし走行するとしても高速高回転にならないようにして帰宅したほうがいいのではとアドバイスを頂く。
到着しました。『層雲峡朝陽亭』 宴会前に予行演習です。
今日もハチマキ決まってますよ!
一次会はそろそろお開きです。
7時30分に宴会は終了しました。周りは誰もいませんが延長して、今は8時30分になりした。
このまま、二次会になだれ込みます。 という事で二次回の開催です。
今日で連続五日目の二次会もたっぷり飲みました。
おやすみなさい。
六日目 6月30日(金曜日)
六日目は層雲峡から函館まで行き、フェリーで青森へ向かい青森の宿で一泊します。
600㎞程走ります。この日もマンホールカードを予定しているため、スケジュールがタイトな為、Mのみ一人ペースアップして函館港にむかいます。
600㎞程走ります。
この日もマンホールカードを予定しているため、スケジュールがタイトな為、Mのみ一人ペースアップして函館港にむかいます。
T口さんとはここから別行動です。
T口さんお気をつけて、北海道満喫してください。
Mは砂川SAからは一人旅です。
有珠山PAでの風景です。
有珠山の昭和新山がきれいに見えています。
下の写真は一人走るMの八雲PAで撮った写真です。
函館港に到着しました。 今日が一番良い天気でした。
上船完了、3時間40分の船旅、時間があるのでゲットしたマンホールカードを並べて撮影です。
北海道ともお別れです。また来年も来ますよ!
下船準備中です。この後は10分ほど走行でホテルに向かいます。
ホテルに到着したら、近くの居酒屋で最後の晩餐です。
青森一の繁華街で金曜日の夜はどこも賑わっています。予定していた中で3軒目の店に入店できました。
よく飲みよく食べました。
11時半過ぎ、今日も宴会はお開きにしました。さあ、帰って寝るぞ!
七日目 7月31日(土曜日)
今日で最終日、青森から各自帰宅します。因みに青森から柏まで730kmのツーリングです。
青森の天候は曇り、天気予報からするとどこかからは雨に降られそうです。
8時にホテルを出発します。
下の写真はS久間さんのサイドバックです。 蓋がありません。どこかで落としてきたようです。
M以外の一行は東北自動車道から宮城県で常磐道に入り、雨に少しでも当たらずに帰るべくコース取しました。
果たして見つかる事やら! 購入できるものですかね? とはいっても本人は至って元気です。
一方A田さんのバイクは警告灯が付いたままで自宅まで走ることとなりました。
翌日点検ですかね?
一方、Mはそんな事件も知らずに、ひたすら東北道の福島県で高速から下道、下道から高速とマンホールカードをゲットすべく下水道の施設又は観光センターを訪ねていました。
出発時の天気予報では、福島辺りでは相当な雨に降られる予報でしたが、私の進行に合わせて雨が上がり、青森を出てから、自宅に到着するまで全く雨に降られませんでした。
下の写真は白河駅(白河観光物産協会)です。さっきまで降っていましたが、今は止んでします。
こちらが頂いたマンホールカードです。
その後バイクには何の問題もなく、18時20分無事 帰宅いたしました。
6泊7日の旅が終わりました。
今回のツーリングは、私にとっては忘れることのできない旅となりました。
10年目のハーレーライフで、今まで自分のバイクで仲間の皆さんにご迷惑をおかけしたことがなかった私にとって、貴重な経験となりました。そしてお礼申し上げます。
今回の故障はセルモーターのスタータークラッチの故障(取り換え)でした。
苫小牧についてからセルのスタート時の異常は気にはなりましたが、今回のツーリングは持つだろうと思っていました。バイク病状は急変しました。
今回はトラブルに見舞われましたが、幸運がいくつも重なりました。
一つ目は、だましだましでも「HD旭川」様まで、自走で辿り着けたこと。
二つ目は、スタータークラッチの部品(在庫)があったこと。
三つ目は、店長が経験豊富で、その場で原因を判断し、修理対応してくれたこと。
四つ目は、当初より旭川を2度通る予定を立ててあったこと。
五つ目は、仲間に恵まれ、タンデムや荷物分散も含めて旅を続けさせてくれたこと
六つ目は、タンデムさせて頂いて、予定通り北海道を満喫することができたこと。
日ごろの「行いが良いせい」でしょうか? 不運なことがあっても、良いことが幾つも重なることが判り、幸せ者だとつくづく思いました。
バイクツーリングにアクシデントやトラブルはつきものですが、今回はいつも以上のボリュームがあったと思います。
そして、私のバイクのメーター距離は2,140.3㎞でしたが、本当の七日間の走行距離は、タンデムさせて頂いた距離(290+340+330=960km)を合計すると 3,100kmとなります。
今回の旅の目的の一つであったマンホールカードは予定通り本州で5カ所、北海道で8カ所を回り頂くことができました。
トラブルもあり、ABCツーリングの写真は予定の30か所の写真は全く取れず、6枚だけでした。残念!
参加された皆様、お疲れ様でした。有難うございました。
ハーレーダビッドソン旭川(オートジョブル)様、八倉巻店長様、大変お世話になりました、有難うございました。お陰様で楽しいツーリングと旅の思い出を作る事が出来ました。
Photo/Text by Three village