2012年7月27日(金)・28日(土)・29日(日)
参加人数:8名
天候:ほぼ晴れ、最終日は所や時間により雨
今回のツーリングラリーは花巻温泉・秋保温泉と東北のディラーを訪ねる旅でした。28日は震災の爪痕を残した東北の海岸沿いを岩手県から宮城県に向けて走りました。天候に恵まれてはいましたが、道路の気温表示が38度となっており、東北とはいえ酷暑の中のツーリングでした。
1日目の途中のディラーから宿までをご一緒した浪花ナンバーの方達と到着時の記念写真
1泊目の「愛燐館」は花巻温泉郷で奥座敷に位置する新鉛温泉でコンコンと湧き出る2つの豊富な温泉を3つの大浴場と合計17の湯船で楽しむことが出来ました。花巻の大自然に抱かれた湯船につかりながら豊沢川の流れの音に耳を傾けると、その大自然の響きに驚かされます。マイナスイオンたっぷりの森林浴が楽しめる温泉は日頃の疲れを癒してくれました。
海の幸、山の幸、地元の食材をふんだんに使った料理は美味しかったです。『愛燐館』の佐々木料理長は若干40才、料理師の業界では、若いといわれる年齢ながら豊富なアイディアの料理を振る舞ってくれます。飲み放題の2時間はあっという間に過ぎてしまい、恒例の記念撮影で幕を下ろします。そして部屋に場所を移しての2次会のスタートです。
2日目も好天に恵まれ、東北の太平洋側の国道を北(釜石)から南(仙台)へと走りました。
スタート前の記念写真、暑さに負けず東北を走るぞ!!
途中、震災で大きな爪痕を残された場所は、復興のめども立たずがれきが山のように積み上げられており、空き家となった廃墟と基礎だけが残った光景は胸を締め付けられます。途中訪問する岩手県のハーレーディラー(オートランドリッキー)はナビで示す位置に建物は無く、基礎を残すのみの状況でした。場所を少し高台になっているところに変えて仮店舗での営業でした。
2日目の宿は秋保温泉『伝承千年の宿 佐勘』です。秋保温泉は「あきう」と読みます、なぜ「あきう」と読むのかと調べますと、元々は『秋生』と書いたそうで何時の日にからか『秋保』と書くようになったようです。
開湯時期は不明だが、古墳時代にはすでに存在したとする説も存在する秋保温泉は皇室の御料温泉の一つとして位置づけられ「御湯」の称号を賜り、別所温泉(信濃御湯)、野沢温泉(犬養御湯)(あるいはいわき湯本温泉(三函御湯))と共に「日本三御湯」と称せられています。また、宿の名前を『佐勘』というかと調べますと佐藤勘三郎から取った宿の名前のようです。
こちらも食事は最高です。合わせて女子大生によるチアリーダーの迫力ある熱演に飛び入り参加する『ハーレーおじさんたち』のパワーも負けてはいませんでした。
恒例の2次会は他のチャプターの方も入り12名で開催です。いつものことですが時間が過ぎる事の早いこと、明日のツーリングの為に睡魔に襲われた方が出た時点でお開きです。
『佐勘の朝食』は和食ビュッフェ『ハッピーモーニング』は最高に美味しかったです。地元を中心とした、採れたてこだわりの食材を集め、開催され、素材を存分に活かしたお料理を好きなだけ、贅沢に。料理人がお客様の目の前で調理する豪華な食事です。朝から生ビールも飲み放題です。今まで旅してきた朝食の中で一番おいしく感じたのは、私だけでしょうか?
今回もカメラマンの『なっちゃん』が素敵な写真をたくさん取ってくれました。
幾つかを紹介します。
3日間の走行距離は1,200km(1日目:580km、2日目:300km、3日目:330km)でした。参加されたメンバー様、お疲れ様でした。今回も新しい出会いや感動がありました。次回もまたよろしくお願い致します。
photo/Text by Three village