秋の大人の遠足『山形県あつみ温泉・萬国屋』一泊ツーリング レポート

2013-10-22 11:51:36 | 日記

2013年10月12日(土)・13日(日)
参加人数:21名(タンデム1組)
天候:1日目は関東では快晴・新潟では雨、2日目は曇りのち晴れ

今回の秋の大人の遠足は『山形県・あつみ温泉』です。そして、宿泊先は『萬国屋』です。『プロが選んだ日本のホテル・旅館100選』の上位の常連の老舗ホテルです。今年は8位、昨年は7位と総合順位で常に上位にランキングされています。『萬国屋』は創業三百余年、守り続ける萬国屋の哲学は「正確さ」と「ホスピタリティ」、楽しい時間を過させていただきました。

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集合時間は8:00で高坂SAを8:30出発です。3連休の初日とあり混雑は予想していましたが、外環自動車道から関越自動車道まで全線で渋滞です。私が到着した8:00には7割の人が集まっていました。準備万端・流石です。8時25分に全員が集まり、ミーティングを始めることにしました。あれあれ、また誰か着ましたよ。Fさんが「遅くなりました。」と登場しました。参加メンバーは全員集合しているはずなのに?「Fさん申し込みされましたか?」の質問に即答で『間違いなく』との返事!ということで、全員で21人の参加者となりました。高坂SAから赤城高原SAへと多少の渋滞はありましたが、順調にほぼ予定通りで走ることが出来ました。赤城高原SAでの集合写真です。快晴です。

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上の写真は昼食をとり休憩をした黒崎PAで出発前の状況です。渋滞とガス欠のトラブルもあり1時間遅れの出発となりました。関東では快晴でしたが、群馬県から新潟県にはいると天候は一変して暗雲が立ち込めました。長岡当たりでは豪雨となり、速度を落とさなければならない状況でした。下の写真は国道345号線沿いの『笹川流れ』の休憩スペース雨は上がっていますが、風が強く日本海は冬の荒れた海の様相です。波しぶきが道路にまで飛んできます。10月には見れないような激しい日本海の表情を見ながら目的地のあつみ温泉を目指しました。

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『笹川流れの豆知識』
笹川流れ(ささがわながれ)は新潟県村上市にある海岸。国の名勝および天然記念物に指定されている地域で(1927年指定「笹川流」)、日本百景にも選定された県下有数の海岸景勝地である。笹川流れの笹川とは集落名(1889年まで存在した「笹川村」、現・村上市笹川)で、この笹川より沖合いの岩場まで潮流が見られたことが名の由来とされる。『日本地名辞典』によれば、一般に知られる笹川流れは広義での意味であり、狭義ではその中で北半分のみを指すとある。鳥越山から狐崎までの全長11キロメートルで、その間に無数の奇岩、絶壁、洞穴が連続する。眼鏡岩、びょうぶ岩、ニタリ岩、恐竜岩、蓬莱山などの奇勝があり、観光船で探勝できる。国道345号(日本海夕日ライン)とJR羽越本線が海岸に並行して走っている。JR羽越本線桑川駅と併設されている「道の駅笹川流れ」から日没時にはきれいな夕日が眺められる。また、この笹川流れ海岸付近の羽越本線は、C57やD51などの蒸気機関車が活躍していた1960年代中期からのSLブームの頃からの鉄道写真撮影の名所としても知られ、夏は風光明媚で冬は荒々しい海岸沿いを行く列車を撮影する数多くの鉄道ファンで賑わっている。

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写真では怒り狂ったような海の状況がわかりにくいかもしれません。4時を過ぎてしまいましが、無事到着しました。あつみ温泉『萬国屋』。お待ちかねの宴会の状況です。

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今回の宴会での皆さんからのスピーチはゲーム形式で行いました。サイコロを振っていただき自分のスピーチのテーマを決めて、テーマに合った話をしていただきました。豪華景品の懸賞がついたスピーチは全員の投票で順位を決めて、配られることとなりました。ちなみに1等賞はYさん、2等賞はMさん、この二人がダントツに票を集めて3等以下はどんぐりの背比べでした。

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おなじみの2次会の写真です。真剣にディスカッションしています。2次会も時間とともにメンバーが一人減り、二人減り、2時間ほどで5名ほどになったところでお開きにしました。

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【あつみ温泉の豆知識】
あつみ温泉(あつみおんせん)は、山形県鶴岡市湯温海にある温泉。旧来の温海温泉と書くこともある。開湯は約1300年前とされ、役小角が発見したと伝えられる。但し弘法大師による発見説や鶴が傷ついた脛を浸していたところを発見したなどの説もある。温海川の川底から湧出した温泉が、河口に流れ日本海を温かくしていたことが温泉名の由来となっている。鎌倉時代後期には既に湯治場が形成されており、江戸時代には庄内藩の湯役所が設けられ、浴客を収容する宿屋が並び温泉地の情景を見せるようになった。湯治客が食材を買うための朝市は約260年前から始まり、今日も続いている。古くから文人墨客が訪れた場所であり、与謝野晶子、横光利一、斎藤茂吉などが訪れた。1951年(昭和26年)4月24日午後11時20分頃、温泉街の民家から出火し、折からの強風に煽られて温泉街を焼き尽くす大火となった。全戸数427戸のうち251戸(313世帯)が全焼し、被災者は1,700名を越えたが、奇跡的にも死者は出なかった。社寺、旅館19軒、郵便局、銀行など損害は15億円余と推定された。あつみ温泉ではその復興を祈念し、1951年(昭和26年)から3ヶ年に渡って温海川の河畔に桜を植樹した。現在は桜並木となり、名所となっている。なお、温泉名の表記であるが、古くは漢字で温海温泉とされることが多かった。しかし、温海が難読であることから、1977年(昭和52年)に当時の国鉄温海駅があつみ温泉駅に改称されると、これ以降は平仮名の表記が多くなった。

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二日目の朝は晴れとはなりませんでしたが、雲の動きも早く海の方は晴れ間が見えています。好転することを祈りながら旅立つこととなりました。

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お世話になった『萬国屋』さんをバックに出発前の記念写真です。8:30の出発です。

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Fさんの自慢のハーレーのフェンダーにトランペットのペインティング、子供がいたずら書きしたのかと思いきや、これがなんと国際的なトランペッター『日野皓正』の自筆のペイントです。「Hino」のサインも確かにあります。写真も確かにあります。間違いなく本物です。でも「何でも鑑定団」で高い値段が付くかどうかはわかりません?

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こちらの写真は山形県の月山湖PAで休憩した時の記念写真です。ここまで来ると雲よりも晴れ間のほうが多くなり、もう雨の心配はありません。湖の水位は低く、写真に湖面が写っていない状況ですが、ガードレール沿いにかすかに湖面が覗いています。

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ほぼ予定通り、友部SAに到着しました。今回の秋の遠足はこちらで解散とさせて頂きました。

往路の主な行程は高坂SA集合 ⇒ 赤城高原SA ⇒ 越後川口SA⇒ 黒崎PA ⇒ 神林岩船港IC ⇒ 国道345号線⇒ 道の駅「笹川流れ」 ⇒ あつみ温泉『萬国屋』

復路の主な行程は『萬国屋』出発 ⇒ 月山湖PA ⇒ 寒河江SA⇒ 国見SA ⇒ 阿武隈高原SA ⇒ 中郷SA⇒ 友部SA(16:00解散)

二日間で走った距離はほぼ1,000kmとなりました。天候には恵まれませんでしたが、今回も楽しい『秋の大人の遠足』を終えることが出来ました。参加された皆様お疲れ様でした。次回もよろしく御願いいたします。

追伸、今回のツーリングは快晴の天候の中で日本海の穏やかな海と紅葉が始まった山並みを見ながら海沿いのワインディングを楽しむはずでした。強風と雨の中で荒々しい日本海を見ながらのツーリングとなることは予想していませんでした。6月29日に下見をしたときは雲ひとつない青空の快晴でした。その時の写真を添付します。

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こちらの写真は今回の下見の時(6月29日)の『笹川流れ』の写真です。穏やかな「なぎの海」の景色です。チラホラと海水浴を楽しむ家族連れがいます。

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下見に来たときは、タイミングもよくSL(庄内号)が併走してくれましたし、昼食を取る時もSLが駅に入って来て楽しませてくれました。今回参加していただいた方には穏やかな日本海の景色を見ていただけなかったので、写真だけでもお届けします。

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Photo/Text by Three village

メガディーラーハーレーダビッドソン松戸
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