とっても、喜んぶ♪♪

とにかく、喜んぶ♪ついてる!ついてる!!
~チョッと~振り向いてみただけの異っ星人~♪♪
~300908SA

むか~し、むか~し、・・・148話

2020年04月25日 00時00分00秒 | 物語!?

”宇チュウ1決定!競技会”。

最終競技は、最難関の’チュウ意!猫に鈴付け!!’持ち時間の3分間に、

猫の首に鈴を付けて、戻って来る速さと技術が、得点になりました。

道具の使用は自由ですが、猫に摑まったり、時間内に戻ってこれない時は、

これまでの得点に関係無く、失格になりました。

競技が始まり、猫に近付く事も出来ずに、次々に失格となるネズミ。

そんな中で、笛を吹くのが得意と云う’チューメルン’の順番になりました。

’チューメルン’は、笛を取り出し、奏でました。

それは、木霊の様に繰り返される、不思議な旋律でした。

すると、それを聞いた猫は眠ってしまい、’チューメルン’は、

簡単に猫の首に鈴を付け、戻って来ました。

それを見たお婆さんは、気になっていた笛は、音色の違いで、

相手の行動を自由に出来る、’操りの笛’と呼ばれる物だと気付きました。

’きんの’は、猫と同じ様に、音色が効いたのか、気持ち良さそうに眠ってしまっていました。

つづく。