PMから第二ラウンド！石狩川河口でカワガレイ狙い。

粘るに粘ってたった二匹と散々な結果だったポン茂岩での投げ釣り。
たった二匹の釣果に、このまま帰ってタックルを丸洗いしてしまうのは勿体無いぞと！
（言葉では嘆いているけど実際は波風も無く良い釣りになったのですが・・・）

泊からの帰路で、丁度自宅に到着する時間に奥さんも仕事から帰ってくるから奥さんにも「石狩川でカレイ釣りするべ！！」と誘った！
家の奥さんは石狩での釣りには非常に興味を示す（笑）


腹が減ってはなんとやら、石狩川船着場直ぐ近くのほっき丼が有名な「あいはら」で昼食を取り旧船着場向った！




ここの名物カワガレイは札幌に住んでいた時から知ってはいたもの、年に一回はちょい釣り程度ですがオレも数度と竿を出していた。
・・・・のですが中々釣果に恵まれなかったり、氷にラインが流されたりとかなり近くに住んでいながらも気持ち的には遠い釣り場となっていた^_^;

この一帯は西風が吹いたらもう特定の場所しか釣りにならないが、ここもその内の一つの西風に強い特定の釣り場！
以前ここで釣りした時にベテラン初老釣り師との会話を思い出したが
「海が荒れねば魚入ってコネんだっ」と聞いた事があった。
それが本当かどうかはと疑うも
考えてみたら海が荒れベイトが川に逃げ込んでそれを追いかけてカワガレイが入ってくると考えれば一理はあるね！

でもこの日は海は穏やかだったのでその辺は好条件とは言えないね^_^;





とまぁ第二ラウンドと気合が入っている様に言いましたが、この温かい気温でフラフラと引き込まれた感じに近いかも（笑）


一応泊からの帰りがてらにフィッシング新港に寄って三角錘とスパイク錘を仕入れてきた。
川の流れに負けちゃうからね・・・
っと、そこで生のイソメを仕入れることをスッカリ忘れてしまってたが、まぁ獰猛なカワガレイだもん、冷凍イソメだろうとなんだろうとパクっと喰いついてくれるべと！！



さぁて実釣開始！！

平日とは言えそこそこの釣り師がいらっしゃいます。
傍目で釣れたシーンも目撃できてオレもオレもと気合だけが先走る！

川の流れを考慮したらやはりフロロカーボンラインだなと！
ちょい投げでも釣れる感じだがあえてフルキャスト！！
ん～～きもちい～～～（笑）



錘が着床するまで結構ラインが川の流れで流される。
でも１０分ほど経つとラインは投げた位置と垂直になり錘までは流されていない様子！

やはり時折来る氷の塊には気をつけねばならないので竿は二本に留め、常に竿先やラインを注視していないともし氷に流されたら隣の方とおまつりさせちゃうので気が抜けない。
遠くに飛ばせば飛ばすほどおまつりやラインのタカ切れの被害もでかそうだし^_^;



隣の方が釣れた様子に、オレも遠投からちょい投げにスイッチ^_^;




そして待望の魚信が来た！！！・・・・が針には掛からず(T_T)

やはり生イソメを仕入れて来るべきだったとすこぶる後悔・・・・




氷の流れは殆どが手前側を流れるのでラインの下を潜ってくれる。
この釣り場は川の右カーブ後にあるので遠心力で手前側に来るのでしょう。
そう考えるとベイトもその遠心力で手前にたまって来ると思えばやはりちょい投げの方が良いのかな？

おまけに鳥もこの辺を潜って餌取りをしている様子。
やはり差ほど遠くに飛ばす必要は無いのかなと思いつつも、（実際周りで釣れている方は殆どちょい投げですし） 思いつつも・・・あ？！ ちょい投げに魚信！！



時間はあっという間に過ぎ時刻はもう３時

この釣り場から程なく近い学校へ倅を奥さんが迎えに行った。

倅も学校帰り寄り道的な釣りの参加に少し心を躍らされている様子でなんかテンションが高い（笑）




「♪あたりがこな～～い、なぜこな～～い、あたりきてくれ～～」

訳の判らぬ歌を大声で唄いだす倅にイラっと来ていた^_^;




オレも倅もその魚信をキラーンと目撃！！
中々ヨサゲな魚信に二度目の魚信を待ちおりゃ～～とアワる！！


・・・がぁ～～乗り切らず(T_T)
やっぱりイソメは針手前で喰いちぎられ。
倅「早くアワせないとダメなんじゃない・・・・？」
オレ「【イラっ】」（笑）

この時点で近くの丹野商事に走って生イソメ買ってこようと思うももうタイムリミット間近^_^;


んじゃ倅に託すかと！
オレ「何処投げる」
倅「うんと遠くに」
一本の竿は出来る限りのフルキャスト！！

するとその遠投した竿に微妙に感じた魚信が？！
でも小さな氷がラインをかすめたかのかもしれないとその竿はしばし放置。

もう一本は相変らずちょい投げだけど時間も経てばやはり気温も下がりそろそろ納竿するかと・・・

一先ずちょい投げしてある一本の竿を片付けた。

もう一本の竿を片付けようとすると倅に「もう少し、あと１０分」と引き止められる・・・

ん。。。真剣だ！倅のこんな姿を見たのは久々だ（笑）

魚信を待つと１０分なんてあっという間。
オレはとっくに心折れ折れでこの後の番屋の湯にしか目に入っていない^_^;

「さぁ諦めて竿片付けるか・・・・」
「あ～あ・・・釣れなかった」

オレも釣りたかった(T_T)


さて仕掛けを回収するかと、リールを巻く前に癖でフヌっと竿先を煽ったその時
「アレ？！重いぞ？！」
もしかしてカワガレイが付いているかも？！
でもぬか喜びしてもアレだしと、もしかして木の枝とかゴミとかかも知れないし・・

しかしリールを巻く感触は途中重くなったり、軽くなったり、カレイ特有の引き味に変り確信した！
「倅！！これ魚掛かっているぞ！」
「本当ぉ～～？！」


フルキャストしていた分中々魚の姿は見えず、もう車内で待機していた奥さんも竿の曲がり方に異変を感じてたのかこちらを注視！！

カレイの姿が見えた！！



オレと倅は歓喜の声を出しハイタッチ！
車内の奥さんも満面の笑みを出して手を叩いて喜んでいる！！

抜き上げたカワガレイは中々のサイズ！

喰いがやはり浅かったのでしょうか、口から針は抜き上げた瞬間に外れてた（危ねぇ～～～^_^;）



↑オレにも持たせろと一枚のカワガレイで二人の釣果写真を撮る^_^;

いやぁ～～泊で散発喰らってここでもボーズかと思いきゃ、何とか最後の最後に釣れて今日一日最高の釣りへと変った！！



たった一匹の２８．５センチのカワガレイ。
いつもは外道扱いしてたくせに狙って釣れると、しかも劇的な釣れ方をすると一匹の価値がデカ過ぎる！

オレも倅も奥さんも、恥ずかしい程たった一匹のカワガレイに喜びを貰った（笑）


しかしこの時期のカワガレイは旨いね！

ちょっとハマりそうだぞ～～（笑）

料理編の更新はまた明日にでも！！




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