☆ たけふ菊人形公演 ☆ 10月3日(水)~11月11日(日)
OSK グランドレビュー 秋のおどり 『シャイニング・オータム』 ー 源氏物語より ー
まぁ、こんな叔母様方は例外として・・
OSKって、若いもん?ばかりが観劇に訪れるわけではないんですね~。
平日なんかは県内の福祉施設から、お爺ちゃんお婆ちゃん達が車椅子に乗り、施設の方やボランティアの人達に付き添われて観劇に大勢来られます。
その日も朝一番の公演前、にぎやかに施設の団体さんが入ってこられました。
毎年、目にするのですが、お世話するする方の忙しそうなことたら・・
会場係りのお姉さん達も総出で手助けされてました。
先に座っていた私の隣に、おばあちゃんを連れた年輩の女性が座られて
もっと真ん中がいいかしらと話されていたので、この辺の席は私が好きな場所でもあったので、ここも結構いい席なんですよ!とお奨めしたのがきっかけで開演するまでの間おしゃべりに花が咲いたのでした。
菊人形へは毎年来られてOSK公演楽しまれてはいるようなのですが、やはり一般のお客様のようですね。でも、熱く語る私の話に耳を傾けて下さったので、すかさず常備していた「OSK FACE」を開き技芸員さんをご紹介!!(爆)
聞けば、その方の娘さんもこのように福祉関係のお仕事をされていて、毎年菊人形にもお年寄りの方を連れてこられるのですが、始終気を張っていなくてはいけないので、のんびりと舞台を楽しんで見たことはないってお話でした。。。
そう思うと、お家ほったらかしで飛び出してくる私は、なんて・・・!?
去年の話なんですが、
若い娘さんに付き添われた100歳になる元気なおじいちゃまが施設の皆さんといっしょに観劇を楽しまれに来ていました。
そこは一人ひとりに付き添いの方がついていたようですね。
その娘さんは私の前の席におじいちゃまを座らせると、公演が始まる間際までおじいちゃまの耳元にいろいろ話しかけているのです。
まだ20代ぐらいの娘さんのその姿に関心させられっぱなしで頭が下がったことを思い出しました。
公演終了後、どらどらと100歳のおじいちゃまのお顔を拝見させてもらうとこれまた可愛いおじいちゃまで、私も彼女に習って耳元で「おじいちゃん、よかったかぁ~?」って大きな声で聞いたら、うんうん!って頷いてくれました、うれしかったですね~
あの大音響の中、ほとんどのおじいちゃん達は途中でこっくり居眠りをされちゃうのですが、ちゃんとおめめ見開いて魅入ってたようです。
101歳になったおじいちゃま、今年は観ることができたのでしょうか?
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