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帯状疱疹

2019年01月18日 | 待 合 室

お正月が明けてすぐ、今年初となる父の定期検診に向かう。

胆管ガンの大手術から無事に生還した父は、術後の抗ガン剤治療を受けることなく今年の秋で丸5年が経過する。当初はガン再発を心配していたものの、度重なる検査も難なくかいくぐり^^;お陰様でその後も何ら異常を発見されることなく元気に長生きしております。本当に有難いことで^^もの凄い後期高齢者の我が父です。

でも、いくら~こんなにカンカラカン^^vだと申しましても、先日の受診日において「帯状疱疹」が発覚@@いたしました!!! 帯状疱疹って、、、 なんなん?

診察台で横になりながら、「胸の下から脇腹にかけてチクチクする痛みが、昨年の暮れ頃からあるんですがなんなんやろ」と父が先生に話しているのです。普段からこれといって何も言わない父ですから私は初耳で何なに?と思いながら先生と一緒に覗き込めば、腹部あたり背中にかけて左半身に赤い斑点がじん麻疹のようにポツポツと出ておりまして、すぐさま皮膚科にまわされ診察してもらうと「帯状疱疹」だということがわかったのでした。

父の場合は、かさぶたになって治りかけの部分もあり軽症だということで、2種類の投薬と軟膏を処方していただき一週間様子をみてみることになったのですが、ひどい症状になると一週間入院して点滴を受け続けることになるそうです。それから一週間後の現在、症状はだいぶ楽になってきており投薬も1種類だけを続けることで、なんとか入院までは免れて安心かと^^;;;

 

今後のこともありますので「帯状疱疹」について少し調べてみることにしました。

帯状疱疹は、身体の中に潜んでいたヘルペスウイルスの一種、水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こります。
かといって、このウイルスに感染したから帯状疱疹が発症するわけではないようです。どうやら、初めて感染する時は水ぼうそうの症状として出てくるようで、その水ぼうそうが治った後にウイルスは体内の神経節に潜伏続けているようですね。だから、子供の頃に水ぼうそうにかかったことのある人は誰でも帯状疱疹になるかもしれない可能性を持っているのです。


症状の特徴は、痛みを持った皮膚湿疹が身体の左右どちらか一方の神経に沿って帯状にでてくるようです。
チクチクピリピリとした痛みから始まり、少し盛り上がったような赤い湿疹ができ、続いて水疱ができて破れ、皮膚がただれ、かさぶたができます。その後3週間~1カ月ほどかかって治癒に向かいますが、発症後1週間ほどは皮膚症状が悪化することが多く、痛みはづっと続くようです。

季節の変わり目は、風邪などで体調をくずしがちで免疫力も低下しやすくなります。そんなときに注意したい病気の1つに帯状疱疹もあるようですね。加齢やストレス、過労などもウイルスに対する免疫力を低下させたりします。そんなことが切欠となって潜んでいたウイルスが再び活動を始めたりすると神経を伝わって皮膚に到達して帯状疱疹として発症することとなるようです。

この症状は、治療が遅くなるほど重症化しやすく「帯状疱疹後神経痛」となって悪化した痛みが数年間も続くこともあるので注意が必要です。たかが湿疹と侮ることなかれ、早く受診するほど軽症で済み、治療期間も短くなるので、おかしいなと感じたらすぐに受診するようにしてください。(っと言うことです^^;)


さらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。。。

帯状疱疹で注意したいこと
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/137.html

皮膚科Q&A  (帯状疱疹) 
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa5/q11.html

 


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