もう6月だってのにあまり忙しくねえな
倉庫のブランクスをチェックしてたら
奥の方から懐かしいブランクスが出てきたよ
アメリカのクラークフォーム
12月に入ってすぐか11月下旬だったような・・
突然閉鎖した
クラークショック
あれから6、7年経つのだろうか
世界中のボードファクトリーは大騒ぎのパニック
日本のサーフィン業界も勿論、大パニックだった
日本のサーフボード生産の90%以上、
世界で60%以上がクラークを使ってシェープされてた
うちはオーストラリアのブランクスをメインで使っていたので
難は逃れたものの多くのシェーパーが
既存のフォーム制作会社に群がるので大変だった
クラークでしか削ったことがないシェーパーは
他のブランクスが手に入っても大変だったろうな
クラークは削ってるときの粉が柔らかく手にやさしく
馴染みやすいので削りやすいフォームで
出来上がったボードのしなり具合もよかった
すべて同じ形のボードでもしなり具合が違うと
ターンの時、水からの反発が微妙に、あるいは極端に
乗り味が変わってしまうからね
そんな訳で明日もシェープだ