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建築とは

こんなこと、それぞれの立場や経験で感じることだから、何が正しいというものはありません。
今、私が思うことは、

建築とは・・物体としての建物あるいは形です。または、それを作る行為の事をいいます。
では、それが目指すべき目的はというと・・
『すまいをつくる』という事と『笑顔のある場をつくる』ということ・・と思うのです。

『すまいをつくる』とは・・
都市・街から住宅さらにモノまで、つきつめれば、人は、自分の心地よい場を求めているのです。ですから、「都市計画や街作り」という建築行為は、住民あるいは利用者というものをひとくくりの一団として考え、その一団が『すまう』場を作ることなのです。「都市や街」という集合体の中に個々の建物という集合体があり、さらに、インテリア、そしてさらに家具や家電や道具など、そうゆう集合体があり、それぞれに属する人びとがいるわけです。個々の建物、インテリア、手に触れるモノを作る事は「建築」であり、それぞれに属する人びとにとって心地よい『すまい』を作ることなのです。
逆に言うと、『すまい』であるから「心地よい」のです。

そして「心地よい」から『笑顔』が出るわけです。だから『建築』とは、『笑顔のある場をつくる』ことなのです。

でも、それは、単独で存在しているのではありません。最初に書いたように、都市・街から住宅さらにモノまで、いろいろなくくりの集合体に属しているわけです。『建築』をするものは、それを忘れてはいけないのです。

そして、『時間』という最も大きな集合体に全てが属していることを。。

コメント一覧

しだ
refsさん、おしゃることよくわかります。。
私は、言っているほどの者ではありません。常に課題は残ります。ただ、結局だれのためにやっているのか・・この結果がどうなのか・・そんな事を作る者は自問自答しつづけなければいけないんですね。。しかも狭い視点ではなく大きな視点で。
と、自分にもむけて・・・・
refs DESIGN
本当に仰る通りだと思います。
http://blog.livedoor.jp/refs09096905522
しださんが 作られる空間に一度お邪魔したいものです。
きっと その信念を感じることが......と云うよりも
その信念が 心地よく感じる事が出来るのでしょうね。

エラそうな事を云える立場ではありませんが
無駄なモノをつくらない
......作り手の工夫や意図は必要ですが
作り手のエゴ作品は要らない。

すまいは更に血が通ってと思うので 気を抜けない。
気は抜けないけど 肩に血かチカラを入れてはならない。
ううううう 禅問答に入ってしまいました。
申し訳ありません。

ホントの偉そうな事を云って申し訳ありません。
アタマを冷やして また お邪魔いたします。
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