最後のすまいはどこで

こんな街があります。
東京は佃。この中に学校もあるし神社もあります。
何千人（？）という人がいるのでしょう。。でもここ（隅田川の端）から見るこの街に人の気配は感じられません。。未来都市なのか・・墓標なのか・・・

定年後、都心のマンションに引っ越す、ということよく聞きます。かと思えば、夫婦ふたり、自然の中で暮らしたいと、山奥に移ったり、田舎暮しがしたいと、地方に移ったり、という人達もいます。また、先々の事を考えて、子供と同居することを選ぶ人もいます。
最後の住まいをどこにするのか・・いろいろです。
マンション派の人は、その住居のバリアフリーと都市の利便性を重要に考えます。病院もたくさんあるし。。近所に子供が住んでいるから、とか。・・大きく考えると、ゆるやかに将来の介護のことを考えているわけですね。
では、自然派の人はどうなんでしょう。。人生の後半を、思いっきり楽しもうということはわかります。でも病気になった時など介護が必要になった時のことはどう考えているのでしょう。。相方が亡くなって一人になった時は・・・。もう一段、その先を考えているのでしょうか。。そこの地域の人びとと生きる決意をしたのでしょうか。。
同居派の人は、まずは介護などの事が優先に考えたのでしょうか。。大きな家の完全2世帯住宅ならば、自分達の生活を楽しみながらやっていけるのでしょう。でも、そうでない、同居になった場合、随分と自分達のペースを犠牲にしなければならないように思ってしまうのですが・・・。老いては子に従え・・今は、そんな時代ではありません。隠居しておとなしくしてるなんて、どう考えても無理です。

最後の住まいを、みなさんはどう考えますか？
最後はお金がないと幸せな暮らしができない時代（？）になってしまったのでしょうか・・・