建売の図面をみていると
だんだん、腹立ってくる...
デザイナーズなんて言われだして、ケンチクカの家のように四角い家が増えてきて、少しはましにはなってきたけど。。
なにが腹立つかというと、
まったく構造的な整合性をないがしろにしているんです。
木造の場合、詳細な構造計算はしなくてもよく、代わりに 壁量計算という計算をするのですが、たとえ、その計算を満たしたとしても 実際、地震や強風に対して、耐力があるかどうかは別なのです。
1階と2階を別ものとして考えても成立してしまいます。
木造の場合、どんなふうに作っても「自立」する事は可能なのだけど、自立しているだけで「これはまずいよ」と思うものは一杯あります。
なにしろ部屋数をつくり出すために、力の流れなんか意識せず仕切りを入れてるんです。壁を持ち出すことも平気。ひどいのになるとその持出した壁を耐力壁にしているんじゃないかと思われるものすらあります。それが「計算はOK!」というやつ。実際効力なし。。
こんなもん平気で作って、売っているんだから、一般の購入者は、たまったもんじゃありません。
出っ張り引っ込みがたくさんある家は、要注意!
木造3階建て、1階の半分以上が車庫も、要注意!
この前ちらしにあった木造3階建売(1階車庫付き)、、、
売り文句は 「新婚さんに最適」 でした。
木造3階建ては、構造計算するのですが、図面をみただけでは・・
残念ながら・・・
人生の授業料としちゃあ、高過ぎ。。
それでも命があればいいけれど。。。。。
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買手にとっての基準は、「部屋数=広い」 となるのでしょうから
そうゆう基準で選ぶでしょう。
私の「小さな家 LWH」も
そうゆう価値基準だけで考えれば、まったく見向きもされないでしょう。
だけど「部屋数=広い」の基準では、小さな家ではむりしなくちゃできないわけで、売り手は、売るために
「お客がそれを欲しがるんだ」
「売れればいいんだ」
「そう作るのが当り前」
と、自分の責任を転化しているんです。
「できないものはできないんだ」そう言わずに、はっきり言えば『だまして』いる・・・
だから、私は「小さな家」を作ります。
金儲けだけで、この仕事はできない。
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だけど
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設計料もちゃんといただきます!
ディベロッパーの利益に比べれば安いもんです。
→ それでも住みたい?その1
→ それでも住みたい?その2
→ それでも住みたい?その3
↑ それでも住みたい?その4
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狭小住宅・・・
ではない
小さな家
を作っています。
小さな企画住宅 LWH
約15坪、工事費約1,000万円の家
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必要なものだけあればいい・・
本当に必要なモノ(物)と
本当に大切なモノ(者)と
暮しを楽しむ
そんな『小さな暮し・豊かな暮し』のための家です。
最大家族4人が住める家です。
・夫婦2人の家
・定年後の住まい
・SOHO
・小さな店舗付き住宅
・ガレージハウス+人間2人
・別荘
などに使えます。
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豊かで上質な暮しが『小さな家』にはあります!
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小さな家 LWH
「小さな家」についての思い
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LWH:こんな小さな家
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