1年間借り手のつかない賃貸マンションの全面改装です。
既存の部屋は、「部屋数があればいい」という昔の共通概念で作られているため、中に入ったとたん気が滅入るような部屋です。しかも不整形なのにおかまいなしの作り。。どうにもなりません。
全く楽しくない!の典型です。
こんな部屋、日本中にどれだけあるのでしょう。。
造り変えてあげれば、ちょっと手直ししてあげれば、格段に楽しく暮らせる部屋になるのに。。
古い賃貸は、ただでさえ古いというだけでも借り手から敬遠されてしまうのに、今、次々に作られる新築賃貸にますます借り手を取られてしまいます。
その部屋の特徴や持っている『部屋力』を生かしてあげれば、魅力的な部屋になります。
□平面図
□既存平面図
このプロジェクトは、不動産屋主体なのでどうなるかわからないけど、オーナーにはうけたみたいです。別の業者がプランを出していたのだけど、ガッカリなプランでした。しょせん工事がとれればいいだけなので、プランがいい・悪いなんて関係ないんですね。
正に、絵に書いたような今までのオーナーと業者の関係です。そこには借り手の気持など存在しません。それを変えなきゃ、先はないのに・・・
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