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家づくりの打合せ

きょうは、先日契約したMさん のお宅に伺い、いろいろとお話をしました。

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打合せは、その方のお宅に伺って話をするのが一番いいと思っています。落ち着いてお話できますし、暮らしぶりを拝見しながらご希望を聞くほうがよくわかるからです。特に小さなお子さんがいらっしゃる場合には、ご自宅にいるほうがお子さんも何かしらで気をまぎらわす事ができます。施主の方にとってもそのほうが気楽だと思います。気楽だから、思う事を話せる という事もあります。

家を新しく作る前提ですので、現在の住まいは 「仮」です。いろいろ拝見する事もありますが、、、「仮」という事で、見せていただけるとありがたいです。^^

Mさんご夫婦のご希望の要点はメールやお会いした時に聞いているのですが、改めて、その他の話を含めて聞くと、その本質みたいな部分が見えてきます。

話の中で、Mさんが、奥様に「あなたがいいと思うほうでいいよ」という事を言われました。 が・・・ それは、、、どんな事でもそうかもしれないけど、家づくりにおいては・・・ 禁句 !^^

でも、Mさんの場合は、その後に「ぼくはこうなっていればいいから」と、Mさん自身の「ゆずれない部分」の事を言われたので、OKです。

まあ、家づくりの中で、いろいろな事を話していると、趣向の違いとかが出て来て、ご夫婦の喧嘩のタネ になる場合もなくはないのですが、そうゆう事を乗り越えて、納得の家にして欲しいです。もちろん、どちらが勝つか、という事ではないですから、「ここは引く」という判断も大切です。夫婦の関係が壊れるなんて事があったら本末転倒です。よりよい、そして理想の住まいを作り、笑顔で幸せに暮らす事が目的なのですから。ただ、悪いのは、言わないで、完成した後も自分の中で納得できない思いを持ち続ける事です。

家づくりは、、ご夫婦で様々な事を真剣に話合う、とってもいいチャンスです。それをちゃんとすれば、完成後に、より夫婦の・・家族の キズナ が強くなります・・・。(・・・なりましたかね?^^施主のみなさん!)

ご希望を出していただいても、それをそのまま素直に形にする事はしません。それが一番いい事かどうかは、私も考えます。

「これが欲しい」「あんなふうにしたい」・・・それはたくさん思ってください。でも、、「なんで?」とご自分に投げかけてください。ご夫婦で話てください。もしかしたら、本当は必要じゃないかもしれません。本当は違った事を望んでいるのかもしれません。

今お持ちの物も、、これ必要? と考えてみてください。
物は必要だけど、結構「なんとなく」の物 って多いものです。本当に必要な物、そして、納得できるいい物を、少しずつ、新しい暮しの中でそろえていきましょう。

そんな「物との本物の暮らし」をするために。

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Mさんちのお嬢さんRiちゃん・・・ なかなかです。。慣れてくるうちに、私があぐらかいているところにちょこんと座りました。懐かしい感覚。。もう自分の子ではこんな事はないし、されても嫌だけど・・・ 小さい子が、ポコっと自分の懐に居るのはかわいいものです。

でも・・・ 何度も「この人は?」って名前を聞きます。 覚えてください。。^^

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東京 暮しリノベーション > 志田茂建築設計事務所
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