【燃やす】 と 【焼却】 の違いを知る
それなりの量の紙を 「 燃やそう 」 と思いました。
最初は 焚火 をする要領で地面の上に火を起こし
そこに、くちゃくちゃとした紙 をくべて燃やしていました。
最初のうちは 「やっぱり紙はよく燃えるね~」
なんて気楽にやっていたんですが、だんだんと
時間ばかり掛って、なかなか燃やす紙の山が減らない事に気が付きました。
紙が燃えてるうちに次の紙をくべないと
火が消えてしまうし、燃えた紙の断片がふわふわ舞って
気になるし、いっぺんに燃やせないし・・・・
「 こんな事やってたら一日掛ってしまう。。」
そこで思い付きました!
「 缶とかで燃やすほうがよく燃えるよな・・・ 」
「 燃やす場所を囲ってみよう!」 って。。
コンクリートブロックで 4角 を作り 一つの角に
空気の通り道ができるように、断片になってるブロックを使いました。
(上の写真)
そうしたら、燃やすのが格段に楽になり、
あっという間に残りの紙の山がなくなりました。
そこで・・・
【燃やす】 と 【焼却する】 って違う
という事を身に浸みて理解しました。
【焼却する】というのは、燃やす物に対して効率よく火が回り
火が燃え続ける事ができなければいけません。
囲わない時は、燃えた紙がくずれて広がったり
灰になった紙のせいで火が弱くなってしまいました。
ブロックで囲いを作り、燃やしている物の下に空気が通る事で
下の火が燃え続け、どんどん燃えるんです。
どうやったら燃えるかという原理は頭にあっても
体験して、その理屈を身にする事ができました!
(いまさら~^^;)
業務終了したので、その辺に落ちてる木の枝を燃やしてみました。
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ところで、最初の写真をもう一度見てください。
紙を燃やした”灰”って・・・・きれいじゃないんです。
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やっぱり 木を燃やす炎のほうがぜんぜん きれい!
紙が一瞬で燃えてしまうのとは違い、
木は時間掛って燃えます。
時間が掛って燃えるというのは、、、よく燃える という事なんだと思います。
通気用のブロック
この穴から棒を刺して、下の方をガサガサつつくと、
空気が入り、火の力が強くなります。
ほぼ燃え終わりました。
ここでも気づいた事があります。
1枚目の写真をもう一度見てください。
その状態の上に木の枝を並べ、燃やしました。
燃え終わってみると
灰の量・・・というか 嵩(かさ) が減っています。
しかも
灰の色が白くて細かい感じがします。
つまり、1枚目の紙の灰は、、、、
「 燃えきってない 」 という事なんですよね。
良く燃えた結果、灰の量も減り、片付けが楽だという事にもなります。
そして、白くてきれい!
紙を燃やす という事で、いろんな事を知る事ができ、身につきました。
それを 知恵 というのでしょうね。
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【ていねいな暮しとは】(前):【燃やす】と【焼却】の違いを知る
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