【石神井公園の家(R) : リノベーションによって新しくできたご夫婦の部屋】
【工事前は 浴室だった。】
【石神井公園の家(R) : リノベーションによって新しくできたお子さんの部屋】
【新築時はインナーテラス。その後、リフォームにて部屋になってはいたが・・・】
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「 とにかく居場所がなかった 」
写真は、築20年の家をリノベーションした 石神井公園の家(R) です。
家を建てた時に、この家は施主のYさんご夫婦の「ふたりの家」として設計されました。
2階は寝室と浴室とインナーテラスという構成でした。
ご主人がお風呂好きという事もあり、浴室とテラスを南側にして
御風呂の時間を楽しむように考えられた家といってもいいかもしれません。
ご夫婦が暮しを楽しむための家として設計された家でした。
のちにお子さんが産まれ この家の「ふたり」という条件が変わりました。
小さい時はともかく、成長するにつれ、物も増え、必要とするスペースも拡大していきます。
「ふたりの家」として考えられた家では、どうにも収拾つかなくて
「 とにかく居場所がなかった 」
とYさんが言われるほどになっていました。
自分の家なのに、どこにもうまい具合に落ち着ける場所がなくなってしまったのです。
家は、『住居』とも表現しますが、『巣』のような 自分自身のよりどころ(居場所) という事です。
居場所がなくなってしまった とすれば それは 住居としては崩壊 してしまった事になります。
ではなぜ 居場所がなくなるのか・・・
理由の一つは、家族の中の人間関係が崩れてしまうから。
もうひとつ、、、家が、暮しの器として機能しなくなるから。
最初の理由については、私が語れるものではありません。
二つ目の理由については、次回。
(つづく)
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築20年の家リノベーション 石神井公園の家(R) では
部屋の構成を作り変え、ご夫婦とお子さんと別々の部屋を作る事ができました。
これにより、まず最低限の『居場所』を確保できました。
さらに、行き場がなくあふれていた個人的なものがなくなった事で
リビングもリビングとしての機能、、つまり 『くつろげる場所』 が復活したのです。
住居崩壊は、人と家との関係がうまくいかなくなった結果です。
リノベーションとは・・・
こじれてしまった人と家との関係をほどき
よりよい関係を作り直す事です。
▼これまでのリノベーションの事例
http://s-coco.net/works_renovation.html
▼リノベーションについて
http://s-coco.net/01renovation.html
この石神井公園の家(R)でも、床に杉板を使いました。
Yさんが旅行で行って思い出深い九州の杉を使いました。
そんな理由で杉板を家に使うのもありです。
杉の床(無垢の木の床)に興味ある方にご案内します。
家作りはたくさんの考える事があるので、考えるほどに わからなくなってしまいます。
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志田茂建築設計事務所
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