尼さん漢方医心と身体のお話

法華宗本国寺の住職とA級国際中医師である私の心の持ち方や、

元気に生きるための、お話です。

*親子の絆という事。

2014-05-10 02:52:48 | 雅諒のささやかなお話。


合掌

  近頃、DNA鑑定とか、いろいろ騒いでいますが、、、。


   先日、東京で、震度5の地震があった時、私の父の事を思い出しました。

   
     私が小学生の時、宮崎にいて、その時も、震度5の地震がありました。


   夜中、バラバラと土壁が落ちる中、父が、母や、私と妹の上に、ふとんをぱっとかぶせて、上からおおいかぶさり、

   守ってくれました。お父さんってすごいと、思ったものです。


     又、もう亡くなって、28年もなりますが、今でも、おんぶして、夕焼け小焼けを唄ってくれたことや、

   無精ひげで、頬ずりして、ひげが痛くて、顔を手で突っ張ったことを、思い出します。


     又、高校生の時、伯父が、女は大学に行かなくていいと、大学進学を反対した時、

  父は、

    本当に自分が望む夢があるなら、お父さんは、お前を信じるよって言って、大学を受けさせてくれました。

  
   今の私が有るのも父のおかげです。


  母は、

     私の全身皮膚病の時も、ずっと支え、見守り、沢山の事を教え導いてくれました。



  絆というのは、、、、形のあるものばかりではないと思います。



   もうすぐ、父が亡くなり28年、母が亡くなり5年です。


    年数がたつにつれ、父の大きさ、母のありがたさを感じます。


  
   きっと、心配もしているでしょう。


       あきれてもいるでしょう。


   でも、、褒めてもくれている、、、とも思います。



    これから、少しでも多く、褒めてもらえるよう、地道に頑張ろうと思います。




    父や母、祖父母の、月命日が来るたびに、毎朝、夕、御供養をするたびに、



   より、絆が強くなっているように感じます。


   より、守りが強くなっているように感じます。



    これからも、



     ご供養を通して、今あることの感謝をささげ、、心の真をささげ、


   
      いつまでも、つながり続けていきたいと、思います、、、、。




   

    本門八品   上行所伝   本因下種  南無妙法蓮華経    本国寺   雅諒