尼さん漢方医心と身体のお話

法華宗本国寺の住職とA級国際中医師である私の心の持ち方や、

元気に生きるための、お話です。

*酵素ということ。

2014-05-17 02:07:04 | 雅諒のささやかなお話。


一昨日の、妙壽堂のみんなに、お昼に作ったピザです。無農薬の小麦粉で生地を作り、ハーブどりのムネ肉のミンチと、有機のトマトピューレを煮て
ソースをつくり、上に、無農薬のたまねき、とまと、きぬさや、スナップえんどう、舞茸、大根葉、チーズ、オリーブオイル、岩塩やハーブの調味料、
かつをだし、もちろん、全部、無添加、無農薬のもので作りました。ちょっと、のせすぎです!! 美味しかったです!!

合掌
   最近、世の中、酵素ばやりですね。

  事実、酵素は、

   ビタミンや、ミネラル、その他の栄養素も大切ですが、


   今まで、見過ごされてきました。

  
    見過ごされた結果、日本中、酵素を殺すようなものにあふれています。


 
       農薬、殺虫剤、薬剤、食品、缶、ペットボトルの飲み物に含まれる保存料や、添加物など、


     日常に、多量の酵素を、殺してしまっているのです。



  今や、日本は、がん大国、になってしまいました。

  
    妙壽堂を始めた、30年前は、死因の五位でした。


  そして、その頃、ニュースステーションの、がん特集で、


     医学の進歩で、10年後には、がんで死ぬ人はいなくなるんじゃないかと、言っていましたが、


  なんと、30年後の、今や、死因の、一位です。


    
     私は、この事にも、酵素をダメにしてきたことも、大きく、関係が有るのでは、、?と考えています。


   又、アトピーが急速に出てきたのは、昭和28年に食品に保存料が許可されてからです。


     今、いろいろな酵素が欠損した結果の難病も、増えつずけているという事実があります。



   私が漢方を始めたのも、


      身体を傷つけずに 、( 酵素も傷つけずに )、元気にする事はできないか、、、、という事からでした。



   では、


      酵素はどんな働きをしているのでしょう、?


    簡単な言い方をすると、人や細胞が、生きて行くうえで、代謝や変換 ( 生理反応  )していくときに、


    必要なものであり、又、触媒のような役をすると考えてください。


      私も大学で、生化学などで、ATP回路 ( 細胞の中でおこる基礎の反応 )、、、クエン酸、、。コハク酸,、、等々の

  
    酵素の名前を覚えたものです。


      薬物も、身体の中の 、 いろいろの酵素の反応( 働き )によって、無毒化され、排泄されるのです。



    植物や、味噌、醤油、納豆などにも、酵素が有り、古来、人の生活にも、大きく役立ってきました。


      味噌を煮立てないのも、酵素をダメにしない昔の人の知恵なのに、以前は、よく味噌にも、防腐剤が入ってました。




    現代の私達は、



     現代の科学も上手に利用しながらも、単なる便利さや、目先の事だけにとらわれず、



    先人の知恵も大切にして、


    生きるもの全てに、本当に良いものかどうなのか、



    身近なところに立ち返り、、、、、、考えてみる必要が有る、気がいたします。。。




   本門八品  上行所伝  本因下種  南無妙法蓮華経    本国寺  雅諒