尼さん漢方医心と身体のお話

法華宗本国寺の住職とA級国際中医師である私の心の持ち方や、

元気に生きるための、お話です。

*漢方薬の王様 ((( 牛黄 )))。

2014-05-31 04:10:13 | 雅諒のささやかなお話。

合掌

   皆さん、牛黄を日本で、一番?初めにのんでいた有名人、知ってますか?


  なんと、徳川家康なんです!!

   
   家康はすごい薬オタクだったそうです。そして、あの時代、70歳をすぎ、馬に乗り、狩りをして、元気で長生きで有名です。

  
  さて、

     牛黄とは何でしょう?


   牛黄とは、牛の胆石です。


     中薬的には、

   
   *平肝(火息)風薬

           (肝臓を安定させ、炎症をおさめる。)


    作用としては、


  開くう化痰、清熱解毒,定驚。

     開くう化痰とは、、、人間には、九の穴が有り、目ー2、鼻ー2、口ー1、おしりー1、尿道-1 耳-2 

     その九の穴を通じ開け、つまりを取るということなのです。


  中薬の本には、


     *鎮静、、、、、、、、もちろん、精神安定。


     *強心、、、、、、、、狭心症などでは舌下で使用。


     *抗痙攣、、、、、、乳幼児の熱性けいれん、、脳性けいれん。


     *解熱、、、、、、、感染症、ウイルス性高熱。


     *解毒、、、、、、、ひどい炎症、敗血症、重症皮膚病など。


     *造血、、、、、、赤血球新生作用。
                        があります。


  私の使用経験では( C型肝炎、高熱、心臓にも使いますが、)

  

    とにかく、


    一番には、


   *解毒、還元力です。



      それを利用して、


   今、一番多いのは、



    がん、、です。


          がんは、増殖するとき、毒素を出します。


    もともと、牛黄は、肝臓からの胆汁成分なので、解毒は当然ですが、


   
    母の子宮がん、肺がん、私の乳がん、妹の大腸がんなど、多くのがんの患者さんに牛黄をのんでもらってきた30年の結果です。


      
      多くは、他の漢方薬も併用しますが、


    特に、脳腫瘍の患者さんは、牛黄だけで元気になられたことが、何例も有りました、。


      
      テレビで小さい子供さんが、脳腫瘍と聞くと、1か月牛黄をあげてもいいから、


    のんでみてくれないかしらと、いつも思います。



       でも、、、先生方は、、そんなバカな、ですまされるでしょうね。


       でも、、、福島先生( 私の尊敬する脳腫瘍の名医 )のような方は沢山はいらっしゃらないのです。


    こんな時、私が医師だったらと思う時です。



       でも、、、手術もできず、何個もある場合など、


    試してみる価値は有ると思うのです。


  
       残念なことに、牛黄が高価なため、今まで、私のように牛黄を使ってきた者が少ないですし、


   又、牛黄も品質によって効果が、天と地ほど、違うのです。



     ちなみに、


    私のお寺は、檀家が少なく、常時いらしている50軒くらいの檀家さんは、


   
       入院中の人がいない、


       介護を受けている人がいないのです。



    妙壽堂を始めた30年前、子宮がんをされて、今も牛黄をのみ続けている方が、今95歳で元気で毎月お参りされます。


    もちろん、他の90代の方もお元気です。



     このことも、一つの事例でしょう。



    もちろん、絶対という事も、万能ということも、いえないかもしれませんが、



     牛黄は、身体を傷つけることなく、元気になる大きな可能性が有る、本当に力が有る漢方薬だと


     30年を通して思います。




    牛黄は、、、、漢方薬の王様だと、私は思っております。





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