小説書きたい

今読んでいる、読んだ小説を日記と一緒に、感想・漢字・言葉の意味などをまとめたブログです!3日以内には更新!

読書戦記 『カササギ殺人事件 上・下』

2022-01-11 22:08:00 | 日記
久々に読んだど〜〜って感じです笑疲れた笑
どうも!アラサー読書兵です!
本当は昨日読み切りたかったんですが、初日ほとんど進まなかった影響で今日までかかってしまいました!

当ブログで海外ミステリを取り扱うのはというか僕の人生で700ページ越えの長編ミステリーを読んだことがなかったのでなかなか思うように読み進めることができませんでしたがどうにか4日かけて読み切ることが出来ました!

作品紹介
『カササギ殺人事件 上・下』
アンソニー・ホロヴィッツ 著
山田蘭 訳
です!

ジャンルとしてはあまり手に取らないものでしたが勉強のつもりで読んでみる事にしました!
今回の感想は海外ミステリということでネタバレがもしかしたら多くなるかもしれませんのでもし読まれる予定のある方は注意してください!



感想
海外ミステリというのもありその本の世界に入るまでに結構な頁数をかけました。
僕がこれまで読んだミステリと比べると一番本格的なものだったと思います!
初心者の方は長編本格ミステリは中々ハードルが高いと思うのでお勧めはできませんが、ミステリ好きでまだ読んだ事がない方は間違いない作品だと思います!

内容としましては近いものですと以前当ブログでも紹介させていただいた『死体を買う男』ににていますが本格ミステリを読みたい方はこちらの方が良いのではないてましょうか?

上下巻でまとめて紹介してますが今思えば一つ一つ分けて紹介するべきだったなと思います。上・下で全く違う色を持っている作品でした!一つの作品で二度美味しい!

本格ミステリということで登場人物が非常に多いのですが、その人物のほとんどが容疑者になりうる可能性があり大変読みごたえのある作品でした!

まぁでも一言言わせてください!

改行少なすぎるんじゃ!笑
とこれは作者にはなんの責任もない事です悪しからず。

もっと上手く中身を伝えたいんだけれども…中身を伝え出したら分量がアレなので…ご勘弁を申し訳ない!

個人的評価3.7点
ストーリー4.2点
訳・読みやすさ3.0

読了難易度中の上

といったところですかね〜

漢字・言葉コーナー

・頑迷固陋(がんめいころう)

1 かたくなで、物事の正しい判断ができない様子。 頑迷」は頑固で物の道理に暗いこと。 「固陋」は頑固で見識が狭いこと。


・跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)

1 思うままにのさばり、勝手なふるまいをすること。


・のべつまくなし

1 絶え間を置かない様子。ひっきりなし。


・傲岸(ごうがん)

1 いばっていて人に頭をさげないこと。


・畢生(ひっせい)

1 生を終える時までの間。終生。一生。


・一日の長(いちじつのちょう)

1 他人より少し年上であること。 転じて、経験や知識、技能などが他の人より少しすぐれていること。


・峡谷(きょうこく)


今度、渓谷との違いを調べておきます!


・下足(げそく

1 (人の多く集まる席などで)脱いだはきもの。


・藪(やぶ)


読めなかった…


・虫が好かない

1 どことなくいやな感じがして気にいらない。 どうも好感がもてない。 が嫌う。


・狭量(きょうりょう)

1 人を受け入れる心が狭いこと。


・反目(はんもく)

1 仲が悪くにらみあうこと。


・風刺(ふうし)

1 それとなくそしること。また、遠まわしに社会・人物の欠陥などを批評すること。


・端緒(たんしょ)

1 物事が始まる、または解決するいとぐち。手がかり。




今までメモした漢字・言葉一体僕はどれだけ覚えているだろうか…このブログを見てもそれを活かせているようには到底思えないけど、死ぬまでに一つでいいから書き上げたいと言いつつ本を読めば読むほど、そんな日は来るのだろうかと思ってしまうこともある今日この頃。


それでも僕は明日も本を読むのでしょう。


それでは!また!次回!



読書戦記 『カエルの楽園2020』

2022-01-07 23:24:00 | 日記
どうも!こんばんは!アラサー読書兵です!

始めに昨日のあげた『カエルの楽園』についてお詫び致します。

僕は政治に関しては全く詳しくないので間違った解釈をしてしまったらしく、昨日いつもはほとんど僕のブログなんて見ない弟から猛烈にダメ出しをくらいました…

詳しく説明するとまたダメ出しされそうなのでものすごーーくざっくり言いますと『終戦当時の日本のオマージュ』ではなく『現在の日本とアメリカそれから中国の状況をオマージュのようにして寓話にしたもの』というような解釈でしょうか…

また、ダメ出しをされたらここで愚痴ります笑

そろそろ本題へ!

作品紹介
『カエルの楽園2020』
百田尚樹 著
です!

僕が『カエルの楽園』から続けて読んでいるので言える事ですが、変わらぬ安定感でした!

※ネタバレ注意

執筆された当時の新型コロナウイルスの状況をモデルに書かれたカエル寓話です。

感想
僕は政治・経済・その他の真面目な諸々は全く、本当に全く詳しくありません!僕バカなので!
でもそんな僕でも感じるものがありました。日本やコロナに対する百田さんの嘆きのようなものが伝わってきました。
最後には希望と日本の底力を信じる気持ちも書かれています。感想ではないかもしれませんが。

当時色んな感情に突き動かされて描かれた『カエルの楽園2020』よりは良い状態になっている事を願います。

自己評価
3.3点
道徳作品としての評価
4.0点

漢字・言葉パート

・ヤツデ



・邂逅(かいこう)
1 思いがけなく会うこと。めぐりあい。


寓話は初めて読みましたが、面白い作品でした!今後も百田さんの作品に期待したいです!そしてありがとうカエルさん!笑

さてさて、次は久々にミステリーを読もうと思います!どんな作品が来るかはお楽しみという事で!日本?…

それでは!また!次回!



読書戦記 『カエルの楽園』

2022-01-06 18:37:00 | 日記
こんばんは!アラサー読書兵です!

本当は新年一発目とかの方が良かったかもですが、頭が回りませんでした笑

作品紹介
『カエルの楽園』
百田尚樹 著
です!

冒頭の言葉の意味がわからないと思うので説明させていただきます。

このブログの初投稿の時に選んだ作品が百田尚樹さんの『夏の騎士』でした!
初投稿の時は今ほど文量も多くなくある意味読みやすかったかも笑

『夏の騎士』はなかなか面白い作品だったのに眠たかったという理由でかなり雑な投稿をしてしまったのを覚えています笑

まぁとにかく新年にもなったことですし、少し早すぎる気はしますが、一度原点回帰したいと思って読んでみました。

感想
※若干のネタバレあり

実はこの作品、僕よりかなり前に弟が読んでいて、その時に言っていた事が「人間の政治をカエルに置き換えた話」と言っていましたが、僕としても同意見です。

イメージとしては当時僕は生まれてませんがアメリカに敗戦して少し経った日本のモデルにオマージュと言っていいのかわかりませんがした感じの話になっています。

百田尚樹さんが何が描きたいのかははっきりわかりますが、その反動なのか人間味いやカエル味?笑
がないところも見受けられますが、道徳作品としては大人が読んでも、子供が読んでも面白く読みやすいものだと思いますので、是非お子さんと一緒に読まれる事をお勧めします!

自己評価
3.3点
道徳作品としての評価
4.5点

聞いたことあるけど読んだことない方、タイトルを見て気になった方是非ご一読ください!

漢字・言葉パート

・僭主(せんしゅ)

1 力で奪って君位についた者。君主の名を僭称(せんしょう)する者。

2 古代ギリシア都市国家で、政権を独占した支配者。タイラント。


・シロツメクサ


1 シロツメクサはマメ科シャジクソウ属の多年草。別名、シロクローバー。


・湿原(しつげん)


読めなかった…


・葦(あし・よし)



ススキによく間違われます。



・酸鼻(さんび)

1 むごたらしく、いたましいこと。


カエル達の選択の末の結末は……?

と少し煽ってみますが、実は少し前に『カエルの楽園2020』が出たのでまだカエルは続きます笑

これを読むとなんとなくカエルに愛着が湧きます笑


というわけで次の投稿もカエルですがお付き合いください!


それでは!また!次回!


読書戦記 『桐島、部活やめるってよ』

2022-01-05 12:40:00 | 日記
どうも!アラサー読書兵です!

前のブログで予告した通り今回は朝井リョウさんの代表作を紹介したいと思います!
何気ない会話の一言をそのままタイトルに持ってくる、当時小説に興味がなかった僕でもなんとなく頭の片隅にずっと残っていたので古本屋で見つけた時即買いしました!

作品紹介
『桐島、部活やめるってよ』
朝井リョウ 著
です!

こういうタイトルを見たらなんだか手に取ってしまう。
こういう何気ない日常みたいな作品が僕は一番難しいと思います。

感想
「桐島、部活やめるってよ」
こんな温度感で始まる話ですが、最近の言い方を借りればスクールカーストの上から下の方までさまざまな視点の話をリアルに、そして少しだけ夢見がちに描いています。句読点のリズムに作者の細かいこだわりのようなものを感じられ、それによって会話の部分がよりリアルに伝わってきます。

心理描写や所々ポエムのような詩のような朝井さんにしかないものを感じました!
僕はあまり想像力豊かではないですが、ある男の子を通じて描かれている話が僕にはとても刺さり、色んなタイプの人物の視点で描かれるので人によって好きな話が違うとても面白い話になっています!

自己評価
3.5点

漢字・言葉パート

・眉上(びじょう)


朝井リョウさんはこれからもたくさん読んでいきたい作家さんの一人になりました!

今回文量は少ないので勘違いされる方もいるかもですが、僕としては非常に良い読書でした!

次のお話はカエルです笑
それでは!また!次回!

読書戦記 『この部屋で君と』

2022-01-03 22:37:00 | 日記
お久しぶりでございます!
アラサー読書兵です!
年末ランキングみたいなものをやるつもりでしてが予定が重なり結局できず、いつものようにブログを更新しますがお許しください…
100冊超えたら一度やろうかなと思います!

最近は色々なことに気を取られて読書が疎かになってしまってましたが。
明日からはいつも通りのペースで投稿いたしますので!またまたよろしくお願いいたします!

年明け一発目実は年末の時点でもう読破してたんですがあげる暇がなかったので遅くはなりましたが、紹介していきます!

作品紹介
『この部屋で君と』
朝井リョウ・飛鳥井千砂・越谷オサム・坂井司・徳永圭・似鳥鶏・三上延・吉川トリコ 著
です!

この人数を見てわかると思いますが合作短編集になります。
僕は定期的にこういうのを読むんですが、大きな理由としては、普段手に取る本のタイプ・ジャンルはどうしても偏るので自分の価値観を広げるという意味でこういうのを読むようにしています!

読もうと思っていてなかなか読めなかった朝井リョウさんの作品が入ってて気になって買いました!
そのほかにも、以前に紹介した似鳥鶏さん、個人的に好きな越谷オサムさんなど僕の中ではなかなか豪華な合作短編でした!

感想
短編集特に合作短編集は一つのテーマに沿って書かれる事が多いというかそういう決まりになってるのかな?
以前読んだ『行きたくない』や『放課後探偵団』などジャンルやテーマに沿った話を書いているみたいです。同じこと二回言ったかも笑

そして今回の作品『この部屋で君と』は過去読んだこういった作品の中で一番深かったと思います。
どう言ったテーマか説明する上で僕が思うにですがタイトルに付け足して『この部屋で君と過ごした時間』となるのではないでしょうか、それぞれの観点、感性、感覚で描かれる作品はどれも個性的でメッセージ性のある作品達でした。僕としては最高記録8作品中5作品を特に面白く読む事ができました!新規開拓としては気になっていた、朝井リョウさん、吉川トリコさん。
他の作品も是非読んでみたいです!

自己評価
3.5点

漢字・言葉パート

・患部(かんぶ)
1 病気や傷のある部分。

・糟糠の妻(そうこうのつま)
1 貧しい時代から一緒に苦労を重ねてきたという意味のこと。 糟糠の語源は酒粕と米ぬかで、はそのまま夫人、のことを指している。 由来となっているのが中国の歴史書である後漢書に書かれている「糟糠の妻は堂より下さず」である。 貧しい時代から支えてくれたは出世しても追い出すわけには行かないという意味がある。

・鱈(たら)

・糊口を凌ぐ(ここうをしのぐ)
1 どうにかこうにか生計を立てて貧しいながらも暮らしていく、という意味合いで用いられる言い回し。 「糊口」は「粥(のような粗末な食事)を食べる」という意味の語で、そまつな物ばかりだが何とか食べていく、といった含意がある。 「口を糊する」とも表現される。

・就て(ついて)

こんなに空いたのは初めてだったので大丈夫だろうか、と思ってたんですが、明日からもまた続けていけそうで安心しました!

1月7で初投稿から丁度4ヶ月!
読破はこの投稿で53冊目になります!
なので!大きな目標として一年150冊を目指して頑張ろうと思います!

色んな誘惑や読みたくなくなる時もあるかもですがこの目標を達成できるように頑張って投稿致しますので、どうぞよろしくお願いします!

次の作品はこの本の中にもある朝井リョウさんの有名作です!
ご期待ください!

それでは!また!次回!