秘密基地

オフロードバイクのツーレポを
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チャリンコも始めました。

紀伊半島キャンプツーリング3

2012年10月09日 | キャンプ

おはようございます!

このテントで初めて雨に降られました~
テントの中は雨音が大きく聞こえて
風で揺れるということもあるので
昨晩は暴風、豪雨だと感じたのですが、
実は通常レベルの雨だったのかもしれません(笑)

LEDランタンで読書でもしながらやり過ごせれば
オイラの尊敬する野田知佑さんに一歩でも近づけるのかも
しれませんが、ひたすら寝袋にくるまって
小鹿のようにプルプル震えながら
雨雲が去るのを待ってましたねぇ(^^;;;

しかし朝には止んでくれて、
ツーリングには全く支障なし。
わははは、笑顔で朝を迎えて、コーヒータイムです。
地元の人が早朝から海岸に出てきてウォーキングしたり
犬の散歩をしたりしてますが、不思議そうな顔でこちらを
見てるのが印象的。
こういう一晩も、一度は経験しておかないといけないなと
ゲンキンなもので
雨が止んでくれたので振り返る余裕が出てきました(笑)



さぁ、三日目。
今いる場所は紀伊勝浦。
どうしましょうか。

頭の片隅にあるのが、このまま紀伊半島を南下して時計周りに
一周してやろうかという野望。
とんでもない距離ですが、ネタ的に面白いといういやらしい動機です(笑)

でも。。。なんどか走ったことがある道ばかりなので
自分の中でそれが楽しいかといえばNOです。

もうひとつの野望。
これはツーライダーとしていつかはやらないといけないと思っていた企画。
いや、戦いです。
日本三大酷道(国道)のひとつ、泣く子も黙るという
425号線の完全走破。

朝から夜まで丸一日かけてチャレンジするには最高の企画です。

選択したのは、後者。
オイラも男です。
腹をくくって、少し緊張して東側の425号線の入り口、尾鷲まで向かいます。
ゴールは紀伊半島西側の御坊。

当然、国道上にガソリンスタンドなど期待できませんので、
尾鷲でガソリンを補給。
生きて帰ってこれるだろうか。。。。

妻や子供に電話しておかなくていいだろうか。。。

さぁ、いよいよ一世一代の挑戦のスタートです!!!



え?

いや。。。一世一代の。。。

開始5分で終わっちゃいました。

あれだけ緊張した朝を返せ!!!

魂が抜けてしまって目標を見失いました。
黒目を白目にしたまま国道42号線を南下します。

あぁ。。。

あぁ。。。



気を取り直してツーリングを楽しむことにしました。
気持ちを切り替えて。

腹が減ってるのに気づきました。
道の駅で見つけた、かます寿司。
このあたりではサンマ寿司やサバ寿司、めはり寿司なんかが
名物ですが、これは珍しい。
売り子さんが、この料理店の方でした。
聞けば、店の定置網に最近かかるので寿司にしてます。
ほんのり油がのってあっさりして美味しいですよと。
なるほど、おっしゃる通りで美味しくいただきました(^^)



R42→R309→R169

もう最高ですね、このあたりの道は。
思わず目尻が下がるほどの気持ちのよい景色と風。



気持ちよくツーリングを継続していますが、
オイラの野望はついえたわけではありません。
まだ終わらんよ。

R425の通行止め区間をう回して
ここ、R169の下北山から再度R425をチャレンジしてやります。

え?あきらめが悪い?
いや、執着心が強いと言ってください(^^;;;

さぁ、レッツゴー。



いきなり道路わきのコンクリートが
すごい色です。
尋常じゃないコケむし方。。。

これから始まる酷道のエントランスとしては
最高の演出じゃないでしょうか。



カナウナギトンネル????

全部カタカナの変わった名前のトンネルが登場。



あ~なるほど。

なんとなくわかりますね(^^;



この道、時々こういった路面が荒れた箇所があって
それがすごく怖いです。

全般に言えることですが、
舗装路の上に砂利が浮いてる箇所だらけ。
怖くてまったくペースが上がりません。



そして次に現れたのが白谷トンネル。

このトンネル、全然照明がないそうです。
遠くに見えるポツンとした丸い明かり、あれが出口。



ベンリィを進入させて、ヘッドライトを点けたままで撮影。

ライトを消すとまるで宇宙にいるようでした。
そして、月へと向かうアポロに乗船してるかのような錯覚。

このトンネル、危ないですよ(笑)
とってもデンジャラスでR425がちょっと好きになりました(^^)



ちょっと休憩。疲れた。。。



実は覚悟していたほど荒れた路面や、きつい勾配や、
道が狭いといった
酷道らしいところが、この区間には見当たりません。
なんなら、え?こんなもん?てな具合。

でも写真のような1車線の道が延々数十キロ続きます。
走れど走れど距離が進まず
単調過ぎで運転していると変になってきます。
ハンドルと腕がだんだん同化していって、
まるで両腕からフロントフォークが生えているかのような
錯覚に陥ります。
なんだ?この修行は?



とりあえず十津川まできました。
R168に合流です。

直進すればまだまだR425は続きます。
ここから龍神、そして御坊へと
険しい道が続きます。

が。。。



R168へ曲がっちゃいました(笑)

あ~しんど。
ひたすら暗くて辛いので
気持ちがいい道へ引き込まれました~。
これ以上頑張ったらツーリングが楽しくなくなりそうなので
R425走破は分割払いにします(爆)
とりあえず下北山~十津川は走破しましたよん(汗)←軟弱

どうやらこの先の、十津川~龍神区間が
R425の酷道と呼ばれる所以、真骨頂のようです。



快走路R168を爆走したあと、
走ったことがない、r53へと入り込みます。
愛すべき、天川村へ。

ここはライダーに人気があるという、かどや食堂。
なるほど、次から次へライダーが。



さらに人気があるというトンカツ定食を。



洞川を経由して初走行のr48を北上しようと思いましたが、

またまた残念。

今日は通行止めの看板に縁がありますね(^^;;;



そこからひたすら帰宅。

この3日間で790km走破。

いつまでも旅してられますが、
子供たちの顔を見たくなったので帰宅(笑)

で、この旅のタイトルが未だ決められず、仮題のままなんです。

志摩キャンプツーリング?
おしいけどちゃうなぁ。

南紀キャンプツーリング?
ざっくりしすぎやなぁ。

425号線酷道ツーリング?
いやいや、頑張ってないやん(笑)


なんて付ければいいかな????


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
行き当たりバッ旅 (バタコ)
2012-10-09 22:03:40
こんな題名の本ありましたね。

野田さんの講演会を聞いたことがあります。
ちょうど チキンラーメンのCMに出てた頃に。

それに刺激されて、息子とゴムボートで 川を下り
赤穂の実家に行ったことがあります。
それ以来、日帰りの冒険を良くしました。
息子を連れて。

う~ん、かめはめはさんワールドに はまってしまった。

次号が 楽しみぃ~っ。
返信する
Unknown (MD)
2012-10-09 23:32:06
こんばんわ。
425号線って番号が不吉だと思ったら、
やっぱ酷道って呼ばれてるんですね。
「死にGO!」ですから。
ヒュ~ガクガク ブルブル

もし走覇できたら、もう冒険家かもしれませんね。
返信する
Unknown (かめはめは)
2012-10-10 18:34:02
●バタコさん
野田さんの話を聞いてるんですか?うらやましい。
しかもムスコさんと川下り?
わはは、いいですね。そりゃ影響されますよね(^^;;
男の憧れですもん。

なんか理想の親子像を思い浮かべちゃうなぁ>バタコ家

●MDさん
そうなんですよ、なかなかスゴイそうですよ>425
あまり遊び半分で突入するもの考え物ですが、
普段、刺激が足りない人には
いいフィールドかも。
オイラはライダー歴も短いのでこれ以上は
まだ自重したほうが良いかもしれません。

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