ある意味、この旅のクライマックスだったのかも
しれませんが、
萩から津和野へ向かう山道の途中、
道沿いに人が急に増えたので、
なんだろうと思っていたら、
いきなりのSLの登場です!!
えー、スゴイ、スゴイ
そして大勢の鉄道ファンに答えるように
長い、長い、汽笛の音。
煙のニオイとともに残る感動と驚き。
鉄道ファンはもっといい場所でそれこそ
肩を並べるように沢山の三脚を立てていました。
ずっと前から待ってたんでしょうね。
偶然ですが、走るSLの姿が見られてしばらく
感動の余韻に酔いしれました(^^;
さぁ、津和野へ到着。
津和野もこれまた有名な城下町。
ここも初訪問。来たかったんですよね~
殿町通りのなまこ壁に掘割を泳ぐ鯉と花菖蒲が
なんと言っても
ここの風景ですよね~
殿町通りもいいんですが、
オイラ的切り口では
本町通りの酒蔵群。
享保2年の味を受け継ぐ橋本本店
明治11年創業の古橋酒造
享保年間創業の石州酒造(華泉酒造)
車なので試飲できません。
車の旅をこれほど呪ったことはありません(笑)
こんな建物もあります。
畳敷きの教会、
ゴシック建築の津和野カトリック教会。
何故か城下町に違和感なく溶け込んでいます。
津和野からドーンと東へ移動して
暗くなったころ、長い一日を大盛りチャンポンで〆。
8番ラーメンの野菜ラーメン(みそ)に
似てるなぁ~と思いつつ、
今日はいろんなものを見たので頭の中も大盛りチャンポン(笑)
満足感を胸に漁港で車中泊。
そして日曜日の朝、5時前。
昨年10月、あまりの感動にまた来るぞと決心した
島根県温泉津(ゆのつ)の元湯温泉。
津和野から寄るにはあまりに離れすぎてますが、
やってきました(^^)/
朝一入浴。
そして今回はその斜め向かいの薬師湯もハシゴ。
あぁ、すばらしい、すばらしい、すばらしい、すばらしい。
湯の花が付着した小さな浴槽1つ。
源泉そのまま。
オレの他に地元のご老人5名。
肩寄せあって入浴。
しばらくしたら浴槽の外へぺたりと座り込んで
長い雑談。
勿論方言が全くわからず雑談には入れませんが、
なんといい時間。
あぁ、いい旅だ。本当にいい旅だ。