春の天体は小さな系外星雲が多くて長焦点での電視観望が迫力あってい良いのですが、散光星雲は広い写野を必要とします。一夜の観察中にレンズとCMOSカメラの交換は避けたいところ。小さな天体と広範囲の天体の両方をソフトを切り替えながら観望できるようにシステムに作り上げたいと思っていました。また軽さも必要です。
以前、安価に電視観望をしようと試行錯誤していしたのですが星像に満足いかず挫折していました。しかし、先日知人よりレデューサを重ねると星が小さくなるよと情報を頂きました。これはと思い、以前のシステムにレデューサを加えました。
今回はSvbonySV106+中央遮光30mm +Astrostreet(0.5×)+QBP+Neptune CⅡでテストしました。この組み合わせは初めてです。結果は十分満足とは言えませんが、使えそうな星像を見せてくれました。しかしレデューサを取り付けたので、付属のスリーブを使用してのNeptune CⅡ+SV106ではピントが合いませんでした。31.7スリーブを短い物に変更しました。
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中央の画像は左右の画像よりシャープになっています。
D50mm, fl190mm ,F3.8 → D40mm相当, fl126mm , F3.2になりました。
焦点距離126はSharpCap4.1の表示した数値です。
今後の広範囲の星雲はこのシステムで観望会に臨みたいと考えています。
今日は月齢8の月がありますが、星雲を撮影してみました。月との離角も計算してみました。
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筒先にフィルターが付いているため、斜めから月明りを受けているのかと思います