本当だった!・・70年も生きてなお、初めて理解することがある・・
たいていのことは想像できる、理解できると自負していた70代。
しかし、孫の「可愛さ」などという、
こんな簡単なことが、自分には理解 出来ていなかった。
孫というものは目に入れても痛くないものだと言われ、
その可愛さは歌にも歌われ、
人が語るのを聞いても、私は理解するどころか、
そんなバカな・・大げさなことよと、一笑に伏していた自分がいる。
息子夫婦が保育園の代わりに「孫」を一日預かって欲しいと連れてくる。
年老いたジジとババには重労働だけれどもマゴ可愛さが先に立ち、
張り切って一日、長時間の面倒をみる。
18時を過ぎる頃には疲労困憊、状態で、もう沢山だと思ってしまうのだ。
夕方、親が迎えにきて、連れて帰るとホットするジジとババなのだ。
ところが、翌日には、性懲りもなく、またマゴの顔を見たくなってしまう。
これだから始末に悪いのだ。
こんな矛盾した気持ちにさせられるとは!、
以前には到底、理解不能だったこと。
今は素直に、この矛盾した気持ちを受け入れてしまった。