今回はデジタル通貨について占ってみました。
給与の支払いなどもありますが、圧倒的なスピードでキャッシュレス決済
なども進んでいます。
そんな中で高齢化の進む日本ではこの分野でも出遅れています。
投機的な目的に注目が集まることもあるのかもしれませんが、日本での反
応は今一つの状況です。
そんなデジタル通貨を前提とした経済体制が日本でも構築できるのか、実
現の可能性を占ってみました。
写真は鑑定の結果となります。
左側が今の日本の通貨事情、真ん中が日本を取り巻く世界の状況、右側が
結果となります。
まず日本の通貨事情ですが、ダイスは月を示しています。
月は女性や母性、内面や自然、安心や謎、触れ合いや相談といった意味が
あり、内面的で直感的な感情を示し、素直な感性や本音を表すとされます。
日本の実態はデジタル通貨を受入れるだけの環境がまだ整っておらず、ハ
ードウェア的な意味合いでの通貨に依存した状態にあり、消極的な投資や
投機姿勢があって、表に出てこない資金が多く存在していることを示して
います。
海外との大きな差は余剰資金が不動産や証券市場などに流入しにくい環境
であることです。
そのため、海外ではデジタル通貨との経済構造の相性は大きくありますが
、日本では物理的なお金の存在が大きく、金利も低い中ではタンス預金も
含めて預金に余剰資金が溜まる傾向があります。
また、企業や金融機関もこの状況下では攻めの投資は難しく、こちらも余
剰資金が生産拡大も含めて流れていかない状況です。
世界の潮流とは別の次元になっているので、なかなか外に目がいかない実
態を示しているようです。
次に日本を取り巻く世界の状況ですが、ダイスは金牛宮を示しています。
金牛宮は保守や頑固、実用や現実、物質的な幸福や美意識といった意味が
あり、穏やかで堅実、安全で信頼を重視、実利を求めるといったことを表
すとされます。
世界中がデジタル通貨に一気に進んでいるわけではありません。
実用や現実といったワードからは実利といった意味に繋がりますが、欧米
だけでなく通貨の信頼性に弱点を持つ国はこうした流れを一気に進めよう
とする傾向もあります。
実態とはかけ離れた経済実体も善しとする環境です。
また、余剰資金による不動産や証券市場の過熱化防止だけでなく、市場経
済に対してよくない影響を与える国への慎重論や制御、通貨コントロール
のしやすさによる金融管理の考え方など、様々な思惑があって考え方が入
り混じった状況にもあります。
やはり、一気に進めるにはリスクが伴う考え方がまだ市場では支配的なた
め、デジタル化に一気に舵を切るような雰囲気は見えてきません。
次に結果ですが、ダイスは数字の12を示しています。
数字の12は隔離や深慮、自己犠牲や孤立といった意味があり、潜在意識
や個人的な感情などの表に出ない状況を表すとされます。
一気にデジタル化が進むこともなく、今後の世界的な経済の流れがどうな
るかにもよりますが、日本のデジタル通貨の大きな発展は難しく、今後も
市中からの貨幣回収の課題がつきまとい、世界からは大きく経済の実態が
周回遅れとなるような状況が進んでいくことを暗示しています。
もちろん、一方でキャッシュレスや貨幣そのものを使う取引きは大きく減
少はしていきますが、その中心が既にキャッシュレスを取り入れた層が一
段とキャッシュレスに向かうだけのため、国が把握している貨幣量と実際
に市中に埋まっている貨幣量のバランスは悪くなり、実態の見えにくい経
済構造がより進むことを意味します。
結果としては日本は貨幣や決済の面でもガラパゴス化していきそうです。
キャッシュレスの体系も日本独自の方法が主体になっているので、外国か
らの来訪者にとっては決済のしにくい国として、観光の面からも敬遠され
ることになるかもしれません。
旗振り役が誰なのかも明確でないのも日本の特徴です。
いずれにしても日本は取り残される感じのある世界になりそうです。
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