こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回はパーロット不足という話題を取り上げてみました。
今に始まったわけではありませんが、元々日本では民間航空パイロットが慢
性的に不足しており、航空・海上自衛隊の退官者の誘導や海外からの招致で
賄ってきたのが実態でした。
最近はそういう状況でも追いつかず、新たな養成者を含めても不足していま
す。
インバウンドによる日本への観光客増加は航空会社にとっても大きな問題と
してパイロット不足がのしかかっています。
海外の航空会社の乗り入れを増やせば良いと考える方もいると思いますが、
航空機の乗り入れは各国とも一定の規制を持っており、自国便の優位性確保
や国防の見地、更には以遠権の問題や空港使用料や燃料など様々な問題があ
るため、簡単に解決できないところもあります。
そんな中で益々日本のローコストメリットによって観光客が増えている実態
もあって、パイロット不足はより深刻化しています。
果たしてパイロット不足によって好調なインバウンド経済に悪影響は出るこ
とのなるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、女教皇のカードの正位置が出ています。
女教皇のカードの正位置は知性や安心、満足や期待、聡明や英知といった意
味があります。
基本的にはインバウンド経済はかなり一時的な話になって。いずれは落ち着
いて来ることになり、パイロット不足による問題は深刻化を増すことにはな
りません。
また、地方空港への海外キャリアの直接乗り入れやチャーター便の活用など
もあって、観光客の出入りは分散していくこともあります。
また、これから日本でもインフレや為替などの影響による値上げラッシュも
あって、必ずしもコストメリットが享受できなくなる側面もあります。
また、航空会社や国交省のパイロット増員対策などもこれから効果を上げて
いくことになります。
今後更に深刻化して窮地に陥るといった事態は避けられるでしょう。
次に環境条件ですが、魔術師のカードの正位置が出ています。
魔術師のカードの正位置は可能性や機会、才能や感覚、意志や手腕といった
意味があります。
パイロットも今後は高齢化が進んでいく実態もあり、全体的なパイロット不
足は民間航空に限らず、小規模なヘリ事業者から国防・海洋警察機能などの
あらゆる分野で不足にはなります。
パイロットの養成には多額の費用と時間がかかり、適正のある人材をどう引
き込むかが課題となります。
これは航空管制などの業務も同様ですが、やはり語学力の壁が一番大きくな
っています。
日本語でも可能な対応ができれば別ですが、国際ルールとして英語使用が推
奨される中ではあらゆる航空運行では英語教育が最初の壁となります。
学校での英語教育や早い段階でのパイロット養成型の専門教育の導入、更に
は自衛隊・海上保安庁などと民間航空がパイロットのシェアを行うなどとい
った柔軟な体制の構築なども考える必要があります。
機長になるまでに長い時間を要し、機種が変更となる度に訓練が必要となる
パイロットの養成では多くの障壁が出てきます。
こうしたところも規制緩和なども含めて、安全を確保しながらどこまで変化
させられるかも課題となります。
今と同じ考え方ではすでに成り立たなくなっています。
時代に合わせた変化に対応できるかが航空行政の課題となるでしょう。