あの賑やかさは一気に静寂の空間に

３日
すっきり５時前目覚めた。ネットなど見ていたら息子も起きてランニングに出かけた。
毎日走っているらしく、雅君が春休みに来た時「お父さん偉いと思う」とふと漏らしていたが、子供にそう思わせる振る舞いは本当の教育なのでは。

昨夜は息子一家と賑やかな食卓を囲み、文子さんの作った生春巻は酒の肴に最高だった。
赤蔵ビールは幾分苦めだが意外に美味しく、最近は専ら芋でご無沙汰していた純米酒のしぼりたて原酒はまったりし甘さが何とも言えない。
茜霧島は爽やかなおよそ焼酎らしくないすっきりした口当たりは飲み過ぎてしまいそう。販売本数が少なくプレミヤ物になった感があり、やまやでの入荷・販売発表を心待ちにしよう。

息子一家は仙台の娘の所に行って今日中に盛岡に帰るとか。その時仙台の孫も一緒らしく、雅君の部屋で中学生同士の二人だけの世界が出来るのでは。小さい時から兄弟みたいな従兄弟同士、もうおばあちゃんちではなくなったのか寂しい気にも。でもチビ孫がいるし・・・

中学生になった雅君、ついこの前までは「宿題は終わったの」と尻をたたかれていたのだが、夕食を終えたら私の部屋に陣取って教科書を広げて勉強していた。文子さんに「教科書持って来たの」とびっくりされていたが、その変わり様にイヤー驚きました、さすが中学生！

出たり入ったりで阪神戦は終盤からしか見なかったが、藤浪投手は大したもんだ。
高卒３年目にして阪神投手陣の柱として、長身から投げ下ろす速球、多彩な変化球を駆使する投球術は日本を代表する投手になり、大谷とプロ野球をけん引するのでは。
７回裏それまで２三振の太田にセンターオーバーの２塁打を、やはり２三振の新外人フランシスコは一塁手ゴメスのグラブをはじく強襲ヒット、ボールが転々とする間に太田が長躯ホームベースを駆け抜け、ワンチャンスを生かした。
藤浪はその１点で敗戦投手に、片や阪神から２連勝の自信なのかポレダもよく投げて阪神打線を抑えたが、これが勝負の綾なのか。今日はゆっくり応援しよう。

阪神能美を打ち崩されず何とか同点で迎えた６回裏思わぬチャンスをものにして２点リード、その後も追加点を挙げ終わってみれば１７安打１０得点の圧勝。新人高木は開幕無傷の５連勝、４９年前堀内さんに並んだ。
昨日は息詰まる投手戦だったが、畳み掛ける打撃戦で気分すっきり、明日から完全アウエイの広島球場で３連戦。４月はスタートダッシュしたとは言えず５月になって遅まきながら首位固めしないと。