琵琶湖畔 紅葉狩り

意外と近くにありながらなかなか行く機会の無かった琵琶湖湖畔へ紅葉狩りへ。
まずは彦根城へ。現存する１２天守の内のひとつで犬山城とも似た雰囲気です。もちろん大阪城や名古屋城程の大きさはありませんが現存しているという存在感は絶大。さらには櫓もほとんどの場所が一般公開されていて観光紹介のガイドの方も多数。ゆるキャラのひこにゃんの効果もあるのかと思いますが訪れる価値のある内容でした。
特に美しかったのは彦根城の隣の大名屋敷内の玄宮園から眺めたこの風景。
彦根城を借景とし近江の八景を再現したという美しい庭園は大奥のロケにも使われたのだとか。


その後は近江八幡まで移動して近江牛を堪能しました。ステーキにマスタードが付いてきたのは初めて。
ですがあえて味をつけなくとも　とろけるような口溶けでした
。
近江商人と水郷のまちとして知られている近江八幡。豊臣秀次の作った城下町が基となっていますが水郷地帯で水路にも恵まれた街であった事から商業都市として栄えたのが特徴。今、商業的に有名なのといえばバームクーヘンのクラブハリエの本拠地、

八幡山という湖畔の山にお城が存在し、そのふもとには日牟禮八幡宮、八幡堀など、八幡伝統的建造物群保存地区として整備されてます。この前に訪れた妻籠のように重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
新町の町並みと八幡山　紅葉が真っ盛りで山はまるで斑の絨毯のよう。

この地にはこういった古い建物に混じってメンソレータムを普及させたことで知られる建築家ヴォーリズが拠点としたところとしても知られており下記のようなノスタルジックな建築が点在しています。

町としてもこじんまりしていて雰囲気がとても良く気に入りました。また機会を見つけてゆっくりと訪れたいと思います。

10　彦根　近江八幡　紅葉狩り