早4月。
もう4月。
君は憔悴して、僕は楽観して、似ているのは、希望と諦めの折り合いをつけるタイミングだけ。
友人は壁の外から傍観して、何も廻すことなく暗雲が立ち込めるのを見守るだけ。
友人は何処か見知らぬ場所へ。それはきっと、始まり。
徒然と過ごした日々に手を振って、その先に待つのはなんだろう。僕は知らない。あいつも知らない。彼女も知らない。優しい無関心だけがぐるぐると君の周りを廻っているのか。それが普通と割り切るのが君らしい。
這いずり回った3月が終わって、やっと迎えた4月。
特に何も変わらずに進んでいくのが目に見えている。
ギリギリでの綱渡りをしている気分だと常套句を吐きながら、何処へ行こう。あー、何処へ行こうか。
何処にも行きたくないし、何処かに行きたいし、ぐるぐると取り留めもなく感情が揺らぐ。
唇が乾いて、頭を掻き毟って、物を投げて、煙草を吸って、何処へ行こうか。
コーラを飲んで、本を読んで、空想を跨いで、何処へも行きたくない。
もう4月。
君は憔悴して、僕は楽観して、似ているのは、希望と諦めの折り合いをつけるタイミングだけ。
友人は壁の外から傍観して、何も廻すことなく暗雲が立ち込めるのを見守るだけ。
友人は何処か見知らぬ場所へ。それはきっと、始まり。
徒然と過ごした日々に手を振って、その先に待つのはなんだろう。僕は知らない。あいつも知らない。彼女も知らない。優しい無関心だけがぐるぐると君の周りを廻っているのか。それが普通と割り切るのが君らしい。
這いずり回った3月が終わって、やっと迎えた4月。
特に何も変わらずに進んでいくのが目に見えている。
ギリギリでの綱渡りをしている気分だと常套句を吐きながら、何処へ行こう。あー、何処へ行こうか。
何処にも行きたくないし、何処かに行きたいし、ぐるぐると取り留めもなく感情が揺らぐ。
唇が乾いて、頭を掻き毟って、物を投げて、煙草を吸って、何処へ行こうか。
コーラを飲んで、本を読んで、空想を跨いで、何処へも行きたくない。