◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重たいヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スウィングを考える 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ

オーダーメイドゴルフクラブ◆イメージの共有

2013-11-01 14:13:43 | ゴルフクラブ
 ご来店になられない遠方のお客様とのやりとりで
こちら(野澤)からの返信の抜粋です。




カスタムメイドの場合、
一つの基本は「その方に合ったクラブ」というのがあります。
具体的に言えば、体力は勿論のこと、
過去になじんできたクラブや得手不得手などを
考慮して、スイングの改造なしで結果を重視するもの を指します。

もう一方で、クラブを未来の指針、そのクラブに合わせたスイングを構築する
という未来の灯台のようなクラブを作る
「自分をそのクラブに合わせるためのクラブ」
というのも御座います。


弊社で言いますと、ヘッドの機能を最大限まで重量で増幅させ、
シャフトの機能を柔らかさで増幅させたクラブです。
市販のクラブは総じて、すぐの結果を重視せねばならないため
出来るだけ機能を薄めた重さ、柔らかさと言えます。
それに慣れてこられた方がすぐにその重さ、柔らかさに馴染むには
時間を要するので、弊社のクラブは「悶絶クラブ」と呼ばれたりします。

私の場合、前者を経て、後者もクラブも長く作っております。
後者のクラブを作っている人間の前者のクラブ(直近の結果を重視するクラブ)と
後者のクラブを作ったことのない(その発想のない)人間の作る前者のクラブは
大きく異なります。


誰よりも大きな幅の ヘッド重量、シャフトの柔らかさを知っているが故の
微妙にクラブ使いも誘導し、結果も出させるクラブ創りを出来ると自負しております。

そこで質問では御座いますが
✪直近の結果重視を0(数値の0)
✪スイング改造重視を10(数値の10)
とした場合、どの位(数値で言うと)のイメージをお持ちでしょうか?

非常に漠然とした質問で、答えにくいとは思うのですが
例えば ゼロ~10の数値で示します具体的なイメージは
 現在のクラブ(ドライバー)を ヘッド重量190g 振動数250cpm と仮定した場合
✪イメージ 0       200g    230cpm
✪イメージ 10      230g    140cpm
このような感じです。


以前の御返事によって、自分(野澤)には大体のイメージが出来ているのですが
そのイメージを お客様と共有しませんと、良いクラブは出来ません。
非常に答えにくい質問かとは思いますが、是非 お願い致します

ハミングバードだと… こんなドライバーが作れます

2013-11-01 02:52:53 | ゴルフクラブ

市販のドライバー、とりあえず 45インチとしましょう

平均的なところでは

ヘッド重量は 190g
シャフトの硬さは振動数では 250cpm
こんな感じ。。。 これを ドライバー①とします。

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ドライバー②
ヘッド重量 240g
シャフトの硬さは ドライバー①と同じ
(ヘッド重量分数値は下がります)…230cpm位かな?!

ドライバー③
ヘッド重量 ドライバー①と同じ190g
シャフトの硬さ 150cpm

ドライバー④
ヘッド重量   ドライバー②と同じ 240g
シャフトの硬さ ドライバー③と同じ
(ヘッド重量分…振動数は130cpm位まで下がります)

2種類のヘッド重量と2種類のシャフトの硬さで
単純に4本のドライバーが作れるのですが
この4種類のドライバー 相当毛色が違います。

市販のクラブの ちょっとした やれ反発係数の違いとか
やれシャフト特性の違い と比較想像出来ますか???

この4本のドライバーを体験したとしたら
例えばメーカーの同じ機種の SRシャフトとRシャフト
の違いは殆ど差を感じ得ません。
土台、ゴルファーの平均年齢57歳を考えると
基本になっている SRシャフト 250cpm 辺りは
余りに硬すぎると言えます。
市販のシャフトの基本が 200cpm
ヘッド重量210gになれば、相当体力に関係ない
下剋上なゴルフになって面白そうですし、
体力に自信のない若者ゴルファーがゴルフを断念することも
整形や病院などに費やすお金も減るのは
間違いありません。

現在のゴルフクラブの装着されているヘッド重量
そしてシャフトの硬さでは
その人の運動性能、練習量、体の頑丈さ
そして失礼な言い方ですが、鈍感さが重要なポイント。
ボールを飛ばすのには 運動スピードが絶対不可欠に
なりますし、飛ばし屋や競技レベルのゴルフをするには
煽り打ちをする必要があります。




ちなみに 一般的なオンプレーンスイング信者にとって
振りやすいのは ③のドライバーです。
しかし、ヘッドを振りまわす人にとって
③のドライバーはどこに行くか分かりませんし、
②のドライバーは自分の欠点を晒しだすことになります。

ロフトを立てる、上から打つ、ボールを潰す
というコトの 本当に意味を知っていない限り
クラブの機能が「濃くなるほど」
そのクラブの機能は スイングをするのに弊害…
邪魔や負荷になってしまいます。

硬くする
軽くする
小さくする
という機能を減らしていく
機能をゼロに近づけていく

というコトは 機能に頼らないショット・スイングを
するという意味だとご理解下さい。