◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重たいヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スウィングを考える 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ

現代のドライバーとアイアンの関係

2013-11-03 12:09:48 | ゴルフクラブ
硬いシャフトを打った後で、柔らかいシャフトを打つと
ヘッドが重く感じる。

柔らかいシャフトを打った後で、硬いシャフトを打つと
ヘッドが軽く感じる。

全員がそうとは言わないけれど、大体がそんな感じ。

長くて重く感じやすい、ヘッドが効いて感じるドライバーが
シャフトが柔らかくて
短くて軽く感じやすい、ヘッドが効いて感じないアイアンが
シャフトが硬ければ
その感じ方の差はさらに広がる。

硬いシャフトは (主にトップ・引っかけ)の原因になるし
柔らかいシャフトは (主にダフリ・スライス)の原因になる。



長くてヘッドのデカいドライバーが柔らかくて
短くてヘッドの小さいアイアンが硬ければ
ドライバーはスライス、アイアンはトップ・引っかけ に
なる可能性は格段に増える。
其れでなくとも、軽量スチール主流の昨今では
アイアンヘッドの小振り化が進んで、重心距離の
逆転現象が激しくなってきているから
アイアンの方が軽く感じやすい。。。

これで 良いゴルフ、良いスコアを望もうとすれば
相当練習して、それぞれのクラブの上手く打てる
ボールの置き場所やタイミングの取り方など
会得し、反復練習と繰り返していなければならない。

ゴルフ、というか スイングの練習は主にアイアンで
行われる訳で、それと互換性の低いドライバーが苦手に
なってしまうのは、そのクラブ構成では仕方ない とも言える。

クラブ間に大きな性格や特性の違いがある場合、
どちらかが上手く打てる、どちらかが上手く打てない
というのは、実は正しい反応。
その正しい反応を クラブによって打ち方やタイミング
ボールの置き場所を変えることによって
壊してしまうのだから、スイングはより複雑化してしまう。
本当は自分は正しくて、クラブ構成が間違っているのに…


ドライバーとアイアンのヘッドの 重心位置が逆転。。。
長いシャフトに装着されているクラブほど重心が短く
短いシャフトの装着されているクラブほど重心が長い
もしくは似ている、差異が少ないほど
クラブの扱いは同じにして行ける。
これが違うだけでも、ちょっと工夫が必要なのに
ドライバーはグラファイト、アイアンはスチール
というコトで、長さに対するヘッド重量も大きく違う。
(スチールシャフト装着のクラブほどヘッドは軽い、
個々で差はあるが、15~25g位の差がある)
それに シャフトの硬さ。。。

ヘッドのデカい方が重心が長く
ヘッドの小さい方が重心が短い

複数の違いがあり過ぎて、
ドライバーとアイアンの存在は
どんどん遠い、離れた存在になっている と言って良い。