◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重たいヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スウィングを考える 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ

脇をしめろ

2013-03-14 22:52:55 | ゴルフクラブ


戦国時代の合戦で 脇を固めろ とか
すいませ~ん、ダンプが出てくるんで
 ちょっと脇に寄ってくれませんか? とか
そこで使われている 脇 という
言葉の意味とゴルフ用語の脇は
全く同じです。

多くの人が本来の 脇 を わきの下 と
ものすごく大きく勘違いしています。

例えば このテークバック
右の「わきの下」は締まっていますが 左の「脇」は がら空きです。


脇とは 原則 端のコト を指すわけで
人間の部位 で言えば 側帯 でしょう。

また 言葉の通り わきの下 
と言う言葉には わき「の」下 と言う
「の」 が入っているのですから
わき ではない というコトです。

僕「の」自転車
自転車は僕ではありませんよね

言葉遊びは兎も角
スポーツ用語では
わきの下も含まれる人間の側帯は
非常に弱い部分ですから
そこをガードするように
腕を配置しておくことを指します。


ですから 上の写真では
わき(左)は空いてしまっているのです。
その右腕は ボクシングで言えば
ロープ際で滅多打ちされている
ガード を意味してしまう腕使いです。


ゴルフ◆ヘッドスピード

2013-03-12 20:11:11 | ゴルフクラブ
誤解の無いようにして頂きたいが
ヘッドスピードと飛距離は 直接的でないにしろ
関係は深い

しかし アマチュアの場合
大きな誤解になっているのが

ヘッドスピード = ボディスピード

動作や運動の速さ かどうか だろう

答えは NO である。

ヘッドスピードは
今はどうか知らないけれど
昔の自転車とか 車で言えば
タイヤの回転とその外周から
器械的に導き出される 速度 であって
それが イコール ベダルを動かす量や速度
とは限らないし
車で言えば クランクやピストンの運動は
ともかく 人間の運動量? と
スピード自身は比例した関係にはない。



ゴルフで例を挙げると
あごの高~い バンカーショット と
普通のドライバーショット

よ~く観察すると
人間そのものの運動速度自体は
バンカーショットの方が速い・・・

グリーン周りからの
 ウルトラハイボール ロブショット
を打つのに ゆっくりと打ったのでは
成功率は上げられないだろう

動作速度とヘッド速度は
車のギア、ゴルフで言うところの
クラブによって 変わる訳で
エンジンの回転が2000回転でも
ロー なら 時速20キロだし
今 流行の6速なら 150キロ
かもしれないのだ。

確かに ヘッドスピードは
距離に関係する。

しかし ヘッドスピード と
人間のアクションスピードは
殆ど一致しない とちゃんと理解していないと
飛ばすために ヘッドスピードを
挙げようとする行為が
イコール 動作速度を上げることに
陥ってしまうと思う。

それでは クラブの長さやヘッドの重さ
との格闘になり 本末顛倒と言えよう。

ま これは フルショットの時の
スピードと距離の関係
一定の運動速度 を クラブと言う
ギア(変速機)によって 距離に変える
のだが それでは フルショットしない
番手選択で解決しない 短い距離 では
どうしたら 良いのだろう。

それも スピード と言えるのだが
ちょっと意味が違う。

多分 あのコメントの質問者は
自分の運動スピードや加速度によって
距離を変えていると思うのだが
どのようにスピードを作り出すかの
答えは
やはり いつ にあるのだけれど
わかるだろうか・・・

それはたった一本のゴルフクラブから始まる

2013-03-08 16:48:12 | ゴルフクラブ
新しいクラブ一本入れる、
それが 例え ウエッヂであっても
パターであったとしても
そのほかのクラブとの流れというか
整合性がないと
(セッティングされていないと) 
残りも全部替えるか
その一本を諦めるか
どちらかになりやすい。

そこまで 行かなくとも
必ず そのクラブの影響が出て
他のクラブが上手くいかなくなり易い。
…新しいクラブ程
   一生懸命練習するからね


例えば すべて ノーマルの
テイラーメイドのフルセットを持っているとする

フェアウェイウッドが上手く打てないので
何を指して 何を分類しているのか 
まったく意味不明分だけれど
そこに 全然 硬さ や ヘッド重量の違う
筈の ユーティリティクラブ を追加したとする

平均的な数値で言えば
例えば 45インチのドライバーで
190gのヘッド重量に
 振動数 240cpm だったとしよう

そこに 安い から と言って
ハードスペックの墓場
 オーバースペックの墓場
なんだから キツイ クラブの
屍が累々としている ネットオークション

ドライバーが SR だから
ユーティリティ は S でも イイか
なんて 購入した クラブは
 40インチで ヘッド重量220g
振動数 300cpm だったとしよう。

確かに違う種のシャフトの数値は
そのまま 比較は出来ないけれど
この二つは 流石に 離れている

それを 平気でバッグに入れて
併用出来る というコトは
始めから 双方ともに

物凄く硬い

というコトを意味している。

少しでも 動くシャフト
スウィングしたら
シャフト軸と重心位置のズレが
良い意味でも 悪い意味でも
発揮されるような シャフトの硬さ
であれば 双方は

違う~~~

ので 相容れない  筈・・・

ましてや 今まで シャフトの動く
最低限の柔らかさ のクラブを使って
いれば 打ったことの無いクラブを
安いから と言って ネット売買
することは 容易では無い筈。



そう、もう一つ
ゴルフ を 形 で考えてしまうと
やはり 違いが発揮されない

どういう意味か、というと
ドライバーはドライバー
アイアンはアイアン
ウエッヂはウエッヂ
パターはパター
と用途や使い方も別である
と割り切っている限り
本来 一番 重要な「人間の感性」の前に
スコアや結果 みたいなモノさしのほうが
強くなってしまうだろう。

所詮 ゴルフは遊び だから
自分の信じる「何か」を楽しめば
良いので ヒトそれぞれだけれど
「人間の感性」を消し去ってまで
理屈や形に従属する必要はないだろう。

L型ブリストルパター

2013-03-06 02:12:17 | ゴルフクラブ





お蔭さまで 通常版L型ブリストルパター
(Wニッケル仕上げ/シャンパンゴールド)
は完売いたしました。
まことにありがとうございます。


あと L型ブリストルパター は
テフロン仕上げ(マットブラック)
が 2本と相成りました。
左も1本在庫ございます




よろしくお願い致します。


TF加工にて 黒く染まり
引き締まった ヘッド
での お届けです。
従来品のTF加工も承っております。



振動数 20cpm
柔らかくして 
より手元を緩めた
限定仕様のシャフト

長さもやや長め
33~33.5インチの
お届けとなります


やや重めのヘッドで
33インチ仕様で
実装 160cpm台の振動数です。

総重量は グリップにもよりますが
 630~650g になります

より一層 伸びる球筋

ゆっくり
しかし 遠くまで届く球足

より 真っ直ぐ転がる

直球勝負 でお願い致します。

お問い合わせは
〒238-0024 横須賀市大矢部3-14-10
046-804-1480 080-6785-5571
hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp
ハミングバードスポルテ 野澤 まで

ゴルフスイング 問題の解決

2013-03-06 02:06:45 | ゴルフクラブ
電話やメール等でのお悩み相談を
総合的に分析していくと
ヘッドやクラブの通る道のり
俗に言う スウィングプレーン
に 腕が関与し過ぎている と言うのか
その 道のりを腕や手の動きで
なぞろうとしたり 作ろうとしていること
が 解決への障壁 になっているように感じる



あたかも 技術論 というか
動作の問題 のように感じるけれど
素振りをしたり ボールを打つ前の段階の
固定観念のミス だと思う。

犯罪 に例えるとすると
その ヘッドやクラブの道のり を
作る主犯格は
 体の向きの変更と前傾姿勢
であって
腕や手の役割は 共犯 まで至らず
犯人をかくまった程度の補助役で
その行為に対しては
腕や手の役割は本当に下っ端でしか
ない。 その認識があるか ないか
で 大きく変わってしまうと思う。

だから 上の写真のように
今のヘッドの場所 と
 ボールを飛ばしたい方向
その関係やベクトル と
これから 出来る体の動き を
考えてみれば 分かると思う。

体はすでに ボールを対峙する姿勢
まで来てしまっているから
これからは 左を向いていくか
上を向いていくか
はたまた 止まる(止める)か
その複合技しか 猶予はない。
この画像の平面上でも
ボールを打ち出していく であろう
方向と これから 出来る体の動きに
共通するベクトル が非常に少ない。

そう こうであれば 後は
手や腕のさばきで ボールを打つしかない。



技術論を述べている訳ではないのだが
この状態であれば
脚を使った体のさばき で
ヘッドをボールのところに持っていくコトが
出来るし これからの体の出来るコトと
ボールが飛んでいくであろう方向は
非常に共通点が多いと思う けれど・・・

ダウンブローに打つのも
上から打ち込むのも
ロフトを立てるのも
全部 主犯格は
 体の向きの変更と前傾姿勢で
あって 腕の動きは
それに携わっていない訳ではないが
あくまでも 主犯格を匿っている程度で
まったく なかったとしても
犯罪としては成立する。