酔った中、麻生久美子と手を繋いで歩く
過去は会社からほど近いところだ
酔いながらも誰かに見られてないかをちょこちょこ確認してしまう
でもなんだかこのままずっと手を繋いでいたい。。。
そんなふうに思った
時折り微笑み、そして手を強く握り、駅までの道のりを歩いた
麻生久美子の家は、駅方面とは違う方向だったが、駅まで見送るよーということで甘えてしまった
もう少し一緒に手を繋いで歩きたいと思っていたのでとても嬉しかった
あっという間に楽しい時間は終わってしまう
すぐに駅に着いてしまった
改札で電車が来るまでの間、手を繋ぎながら、楽しかったね!とお互いに話す
すると不意に麻生久美子が抱きついてきた
髪からいい匂いがする
そしてその体温を感じる
そして改札で電車が来る旨がアナウンスされたとき、麻生久美子がジッとこちらを見上げる
身長差15センチくらいだろうか
見上げる麻生久美子の目は潤んでいる
これは、、、
キスしていいのか、、、
しかしそれを考える時間はほぼなかった
次の瞬間、俺たちは駅の改札で唇を重ねていた
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