【今日の 作業】
向こう見ずもいい加減にした方が良いと思う。
本当に出来るのかどうか分りもしないくせに、今年度の科学館でのサイエンスショーのメインイベントに
人が乗れるホバークラフトを出展することになった。と言うか「やるよ」と言ってしまった。
反省しきりの毎日である。
ホバークラフトの仕組みそのものは分かるが、力学的解析など出来るはずもなく
「まあ、こんなもんだろう」と軽い気持ちで言葉に出してしまった。
こういったものはすでに完成していて、必ず動くという実績に基づいてショーに臨むものである。
そういえば昨年のショーも、今頃は「自分で自分を吊り上げる滑車」が思ったほど簡単ではなくて
四苦八苦した覚えがある。つまりワシはなーんも学ばない老人なのである。来年は気をつけますぞ。
◆
と言っても前に進むしかない。前進あるのみだ。
ホバークラフトのスカート部分は一輪車のタイヤを3個利用する。
これは一つはイイヅカ君からいただいた古ーいタイヤから。もう一つは毎月の資源ごみに出ていたのでいただいてきた。
あと一つはなかなか入手でいないのでネットで購入、400円ほどだった。(案外安い)しかし、別に送料600円
もったいない。仕方ないか。
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心臓部、つまりタイヤの中心の空間に空気を送り込むモータは、一緒にショーを行うケイコさんちの古い壊れた掃除機を利用する。どうもでしたケイコさん。
ミツビシの掃除機、ワシの家の現役掃除機よりも新しい。
「壊れているから、動かないから使えないかもよ」ケイコさんが心配していた。
分解はじめっ!!
左側に見えるのがモーター
電子部品が搭載されている基盤がある。なんでや。
そうだ、ごみの量によって出力を増減するための基盤であると思うよ。他の機能もあるかもね
ここまでばらすのに1時間ほどかかった。
機械をばらすのは設計者の意図を感じる作業で、ワシ好きやねん。
モーターが取り出された。
右に見えるハサミみたいなものはテスト用のワイヤークリップ
モーターから出ている配線をコンセントに直結すると、無事に勢いよく回った。これで一段階進んだことになる。
次回はホバークラフトのフレームを作ろうと思う。
出来るかなあ。心配性のワシであります。
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