良い立ち位置をキープしているという印象のJulian Lage。
ジャズギタリストというよりギタリスト。
もっと言うと音楽家。
結構いろんな編成で凝ったアレンジなどもやっている人ですが、どれも自然体。
強烈なインパクトというよりは、流れるせせらぎの美しさを眺めるような感じ。
今回はアコギでソロ。
この人はやはり音から音を作っていないのかも。
色々な情景から音を描く人なのではないかと思ってしまう。
その結果アドリブが重要でなければやらない。
弾かなくていいなら無理に弾かない。
情景を表現することがゴール。
その情景がこちらに入ってきた時に至福の時が来ます。
Larry CarltonのAlone/But Never Aloneでガーンとお届けされた時の静かな衝撃を思い出してしまいました。
ただしJulianの音楽はまったくAloneな感じではないので、ただただほっこりします。
騒音をかき分けてくる音楽ではないので静かな夜が良いですね。
、、、今、深夜1時。とてもいい時間です。
Julian Lage / World's Fair
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1. 40's
2. Peru
3. Japan
4. Ryland
5. Double Stops
6. Gardens
7. Century
8. Where or When
9. Missouri
10. Red Prairie Dawn
11. Day and Age
12. Lullaby
Julian Lage-guitars
2015年作品