シングルレビュー。→Everybody Jump／三枝夕夏 IN db

平日昼間に更新してますが、学校サボりました・・・（汗
だって昨日思いっきり泣いて。なんで頑張っても全然報われないのかなぁと泣きまくって。久々に泣いたなぁ。そして寝て起きたら遅刻どころの騒ぎの時間じゃなくって。というわけで学校休んだ。

・・・で、こんなシングルレビューを書いているわけです。学生失格だなぁ。今回は三枝夕夏 IN db、前作から１ヶ月チョイでリリース＆１６枚目のシングルとなる「Everybody Jump」です。もう１６枚か。何気にたくさんリリースしてるのね。

三枝夕夏 IN db「Everybody Jump」　PVの一部も見れる公式ページ

1. Everybody Jump（★８点）
作詞：三枝夕夏　作曲：岩井勇一郎　編曲：古井弘人
ギターの岩井さん曲が初めてシングル表題曲に。まがりなりにもバンド形態でありながらメンバーが作曲した曲の方が圧倒的に少ないというのもどうかと思うんだけど・・・。しかも生音ではないし・・・。まぁいいや。このバンド、こういうちぐはぐさがウリだしｗ

ここ最近の楽曲と同じくパンクロック路線。しかし、ここ最近の曲の中では一番良い出来だと思います。「君の愛に～」で感じた、キャッチーさが足りない、ということも無いし、「愛のワナ」で感じた、アッサリしすぎですぐ終わっちゃう、と言うことも無いし、「Fall in Love」で感じた末期感は当然無いし（笑）、特に欠点らしい欠点は見あたりません。強いて言えばファンによる掛け声コーラスが気になる人には気になるかも、という点くらいか。ということで、今までの曲で出てた心地良い爽快感が今まで以上に目立つ曲になりました。三枝さんのボーカルもすっかり板に付いてきて、イイ感じです。

あと、シングル曲では久々に恋愛の歌詞ではなくって、その点も好印象。やっぱこういう歌詞の方が三枝さんらしい気がするのは自分がそういう曲の方が好きだから？まぁ何はともあれ、グッドです。

「君の愛に包まれて痛い」から突如始まったパンク路線ですが、この曲でやっと今後の希望が見いだせた感じかなぁ。メンバー作曲でこれだけの曲がでてくるってことは凄く良いことだと思います。そういう意味では点数はちょっと甘いかも知れない。前作がアレだったし（笑）。元々は「途切れないキズナ」というタイトルで「愛のワナ」のカップリングに収録予定だったそうですが、なんて勿体ないことをするつもりだったのか。ここ最近の中で一番いい曲だぞ、コレ。

2. Walking in the wind with you（★６．５点）
作詞：三枝夕夏　作曲：水野幹子　編曲：三好誠
前シングルでは「Time goes by」という超・末期的な曲を生み出した水野・三好コンビということで、聞く前から不安タップリだったのですが、よかったよかった。カップリングとしては合格の曲でした。

爽快、と言うよりは軽快、というコトバが似合う曲ですね。何気に三好さんのアレンジがイイ感じです。音色とかが好み。水野さんのメロディーも「Time goes by」のようなグダグダ感もなく、非常に小気味良いです。まぁ、あくまで「カップリングなら」いい曲、と言った感じではあるけれど、前作カップリングと比べると格段にイイです。例えアルバムに収録されても文句ないような曲。

そういや、長いタイトルで有名な三枝さんだけど、英語で長いタイトルってのは結構珍しい気がする。

3. 100もの扉 -U-ka Solo Version-（★５．５点）
作詞：愛内里菜＆三枝夕夏　作曲：大野克夫　編曲：葉山たけし
「愛内里菜＆三枝夕夏（コーラス：スパークリング☆ポイント）」という、やたら長いアーティスト名でリリースされた曲の三枝さんソロバージョン。・・・あれ？「三枝夕夏 IN db」ってバンドじゃなかったの？ｗ

で、ソロバージョンという割に何故か男性コーラスが入っていて、というかむしろ男性コーラスとデュエットしてるくらいなのですが、これが激しく合ってないです。違和感だらけ。スパークリング☆ポイントが担当した部分のコーラスはｄｂメンバーがやってるらしいですが、何故なのか。１８歳くらいの小娘たちが担当していた所を、成人男性３人で代わりに担当するって言うのはウケを狙ってるの？ｗ

アレンジもなんだかなぁ。手抜きっぽくないかい？これ。葉山さんに頼むんだったら思い切って小澤さんに頼んで欲しかった、と思うのはやっぱり僕が小澤ヲタだからか。
原曲はなんだかんだ言ってそこそこ好きだったのですが、これはちょっと・・・。



まぁ、なんと言っても前作「Fall in Love」よりは明らかにイイです。前作を聞いてもファンをやめなかったくらいの三枝ファンなので、点数はやっぱり甘めかもしれませんが、ここ最近のシングルでは一番いいのは確かだと思います。カップリングもまずまずの曲で、ありきたりのコメントではありますが、次のアルバムがどうなるか、楽しみでもあり不安でもあります。