わ、話題がない(汗)。でもなんかいつまでも怒っていてもアレなので、今回は過去の産物を掘り出します。
実はブログ開設前にホームページを作ろうと思案してた頃があって、その時に書きためてあったレビューです。いつ書いたか忘れましたが、もう1年ぐらい前なので、文章の感じがちょっと違うような・・・気がしますが、まぁその辺もははーんと笑いつつ読んでください。
・・・でも書いてること自体はあまり進歩無いなぁ・・・
Truth/PAMELAH
★8(ファーストアルバムとしては上出来)
PAMELAHの1st。
最初のアルバムということで、まだまだ作曲に甘さがあるのか、
「忘れたいのに」などの勢いのみで作ったとも思えるような曲があり、ほかの曲と比べて少し聞き劣りするのが残念。
しかし、デビュー当初から音楽性はハッキリしておりデビュー作である今作もしっかりとデジタルサウンドを基調とし、
水原の直接的な歌詞としっかりした歌声は聴き応え十分で、
特に「I FEEL DOWN」「CANDLE」「Dream Again」等のアップテンポな曲は後の作品と比べても聞き劣りしない名曲。
Pure/PAMELAH
★9.5(PAMELAH最高傑作)
PAMELAHの中では一番売れたと思われる作品で、オリコン最高位3位を記録。
中身の方もそれに見合う作品で、PAMELAH節全開のシングル曲「BLIND LOVE」「I shall be released」はもちろん、
「BABY BABY」「いつまでもあなただけ」「君はどこにいるの」といったアルバム曲にも勢いがある。
そしてPAMELAHスローバラードの最高傑作「きっと ずっと」、
たたみかけるサビと歌詞が強力な「純情」等の良曲・名曲でひしめいている名アルバムです。
小澤さんの盤石とも言えるアレンジも絶好調で、PAMELAHの中でも最高傑作。
SPIRIT/PAMELAH
★8.5(良い曲とそのほかの曲の差があってちょっと残念なアルバム)
シングルの中では一番売れた、地獄先生ぬ~べ~タイアップ「SPRIT」を含む3rdアルバム。
兎にも角にも、まず1曲目「EVERYTHING」は素晴らしい。
ここら辺にきて、水原の歌詞が少し毛色が違う曲が出てきて、「EVERYTHING」「涙」なんかがその例。
個人的に、この2曲の歌詞は凄く好き。
しかし、それ以外にもちゃんといつも通りの激しい歌詞(笑)もしっかりあって、
特にタイトルからしてヤバめな「掠奪」は凄いです。
また、小澤さんのアレンジも基本はいつものデジタル打ち込みだけど、少し毛色が変わっている。
そのせいか、上記3曲や「SPRIT」「恋のルール」「忘れられない人」などの名曲があるかわりに、
「ずるいよ」「BABY CAT」などの曲のレベルがやや低く、また「BLIND LOVE」のカップリングだった「Nervous Break Down」を改悪して収録しているのも難点。
名曲とその他の曲の差が激しいアルバムだけれど、兎に角「EVERYTHING」「涙」は指折りの名曲。
HEARTS/PAMELAH
★8(PAMELAH新境地?)
PAMELAH4thアルバム。最後のTOP10入りの作品(最高位9位)。
1曲目は以前と同じくシングル級のダークなアップテンポナンバーだが、
水原の地元の海を想いながら歌詞を書いたという2曲目「by the sea」や「心の鍵」は暗い曲の多いPAMELAHにしては珍しく明るくてにぎやかな曲だし、
「キズナ」はシングル初のバラードナンバーだし、
PAMELAH初のインスト作品「will」が入ってたり、
2分で終わるショートナンバー「HEARTS」があったりといろいろ挑戦している感じもするアルバム。
また「コントロール」もシングルのカップリングで聞いたときはPAMELAHとしては割合平凡な曲だった気がするのですが、
このアルバムではアレンジが凄いことになっていて、音色からしてちょっとイっちゃってます(笑)。
これらの強烈な曲のおかげで(?)その他の「罪」や「a short lived love」が凄く平凡に聞こえてしまうのがイマイチなのと、
PAMELAH像を守りつつも意欲的に新しいことをやっているのはいいのですが、
今までのアルバムと比べると全体的な曲のレベルが少し落ちたのでこの評価に。
しかし、たたみかけるサビが強力な「TWO OF HEARTS」はすこぶる良いですね。
このアルバムのメインディッシュ。
ism/PAMELAH
★9(有終のラストアルバム)
PAMELAHの5thアルバムで、ラストアルバム。
このアルバムではPAMELAH節にまろやかさを加えたというか、ややソフトなサウンドになっていて、
初期ようなものすごい勢いはないけれど、最後までデジタル打ち込みサウンドを貫いたのは潔くて良い。
インストの「ism」も前作のインストより洗練されているし、
曲の方も相変わらずレベルが高く、「DISTANCE」「許されない恋」「記憶」「indivisualism」等は
さすがPAMELAHといった感じ。
難点をあげるとすればラスト3曲がやや弱いことか。
それ以外は特に文句の付け所のない、有終のラストアルバムといえる出来です。
個人的にはPAMELAHの中でも一番ハードなロックナンバー「記憶」がオススメ。
アルバム本編とは関係ないのですが、新品未開封の中古を買ったため外装にシールがついていて、
そのシールには「PAMELAH original 4th album」って書いてあるんですが、どう考えてもこれ5thアルバムですよね・・・?
その上、公式ホームページには「6th album」って書いてあったりして、もうメチャメチャです(笑)。
悲しいことに、歌詞カードの最後に「PAMELAHオフィシャルファンクラブ設立決定!」って書いてあるのに、
これ以降PAMELAHとしての新曲リリースが一切なく(水原由貴ソロシングルはあったけれど)、活動終了してしまいました。
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