やっとここまで来たぜ!w って感じのTOP20突入。この辺はもうiTunesレート★★★★★の満点楽曲たちです。例年通りここからはジャケ写付き。
第20位
GIRL NEXT DOOR「Winter Crystal」 試聴はコチラ(YouTube)
(作詞:千紗・Kenn Kato 作曲:鈴木大輔 編曲:GIRL NEXT DOOR・渡辺徹)
2ndアルバム「NEXT FUTURE」3曲目。シングル級にキャッチーな「Jump」、アコギと爽やかなデジタルサウンドが心地いい「空へ」と迷いましたが、季節的にフィットしたこともあってコレをチョイス。切なさ全開、冬のウィンターソングです。こういう曲調でもベタなウィンターバラードにはしないで、4つ打ちをしっかりと効かせるのがこの時のガルネクらしさ。切なくもキャッチーなメロディと冬の凍てつく寒さを表現したかのようなサウンドが特にスバラシイですが、千紗さんの歌声も何気にいい雰囲気出してるなぁと思います。デビュー時に比べると表現力が増しているというか。確実にボーカル力も付けてきているなと。個人的には「降り出す淡雪、千の冬の結晶」って歌詞のフレーズが好きです。
第19位
Purple Days「Still think of you」 試聴はコチラ(YouTube公式)
(作詞:吉田ワタル 作曲:石坂翔太 編曲:HIKARI・Purple Days)
AAAを除くと今年の男性ボーカル最高位。この曲はサビのインパクトというか、吸引力が強くて。これは結構気合入った曲なんだろうなぁ・・・と思いきや作曲した石坂翔太さん的にはスッと作ったメロディらしいです。確かにそう言われて改めてメロディだけ聞くと 力んだところがなくて素直なメロディかも。そこをアレンジで上手く調理しましたって感じでしょうかね。いい素材を上手く調理すればとっても美味しい物が出来るもんねー(?)。ってなんだか自分で書いててよくわからなくなってきましたが(汗)、つまりはとっても良い曲だ!ってことです!w
歌詞が※ただしイケメンに限る 的なのが惜しいというか個人的にはちょっと共感できないというか…w だって掻い摘んで説明すると「告白して一旦はフラれて忘れていた恋なのに、今度は相手から逆告白されてどうしよう」って歌詞なんですよ!w そんでもってボーカルのワタルくんが本当にイケメンだからね!もう嫉妬せざるを得ませんよまったく!(爆
それはともかく、男性ボーカルでデジタルポップスをやってくれて小室哲哉のお墨付きで、(今回は共同編曲でHIKARIさんが参加しているとはいえ)作詞・作曲・編曲、全部自前で出来るうえにソングライターが2人いるという、昨今ではかなり貴重なグループなので、ブレイクするまで事務所には暖かく見守っていて欲しいです。TM NETWORKだってブレイクまでに10枚のシングルを必要としたわけですしね。
第18位
茅原実里「PRECIOUS ONE」 試聴はコチラ(YouTube公式)
(作詞:こだまさおり 作曲・編曲:藤末樹)
シングル7枚目にして、やっと菊田大介さん作編曲以外の曲をシングルリリースしたみのりん。珠玉のバラード、って言葉がピッタリのスローバラードです。メロディアスなメロディに、丁寧かつ豪勢なデジタルサウンドに包まれたウィンターソング。そこに乗るみのりんのいい意味で無機質っぽさのあるボイスが凄い良いマッチングで素晴らしくて。Cメロの「forever, you are my precious one~♪」が特にスキです。とてもドラマチックな楽曲。ただこのシングルの後のアルバムは良かったものの、その後のシングル展開がどーもイマイチだったのが残念。
そういえば20位・19位・18位と冬ソング(19位はPVが真冬仕様)が続いている。やっぱり冬が好きなのかなー僕。
第17位
AAA「Dream After Dream ~夢から醒めた夢~」 試聴はコチラ(YouTube公式)
(作詞:Kenn Kato rap詞:日高光啓 作曲:小室哲哉 編曲:齋藤真也)
「逢いたい理由」と両A面だった楽曲ですが、どっちを実質的なメイン楽曲に持ってくるか迷ったそーな。で、結局メイン楽曲は「逢いたい理由」になったわけですが、こっちも相当出来のいい楽曲。AAAらしさとTKらしさの融合という意味では「逢いたい理由」より合ってるような気がするくらい。もうねー、これは「逢いたい理由」と共に、AAAのために全力を尽くしたね小室センセイ。サビ前の「k・u・y・a・s・h・i・i」「夢から醒めた夢~」のメロディの掛け合いとかもボーカルが複数人いるからならではだし。齋藤真也さんの編曲も細部までこだわった近未来っぽいサウンドに仕上がっていてカコイイです。他の曲ではどっちかというとTRFリファイン的なアレンジが多いですが、この曲に関してはTM NETWORKリファイン的なイメージかも。AAA×小室哲哉のタッグとして素晴らしい完成度のダンスナンバーです。PVも良かった。
第16位
水樹奈々「NEXT ARCADIA」 試聴はコチラ(YouTube)
(作詞:Hibiki 作曲・編曲:上松範康(Elements Garden))
8thアルバム「IMPACT EXCITER」2曲目。ひっさしぶりに上松さんが上松さんらしい曲を書いてくれたましたねー。4thアルバムの「Tears' Night」から始まった上松範康さんと水樹奈々のタッグ。そしてオリコン2位を記録した「ETERNAL BLAZE」に続いて、この大仰なストリングスを取り入れたファンタジックアップテンポ路線はしばらく水樹奈々の王道だったのですが、ここ数年はいろいろな曲調にチャレンジしていたこともあって、久しぶりの王道路線。それだけでも嬉しいのですが、単なる過去回帰になってないのがスバラシイ!特にこの曲のポイントはとにかく弾きまくりのピアノ!ピアノ系シンガーソングライターだってそうそうこんなにピアノを取り入れたりしないよ!w ってくらいに引きまくりのピアノの音色の洪水に大歓喜しましたよー。僕、こういう風なピアノの使われ方大好きなんです(笑)。曲のほうも久しぶりの王道路線だけあって上松さん自身も気合入ってたんだろうなーという仕上がり。Hibikiさんのファンタジック路線ここに極まれりな歌詞も曲との相性バッチリで良かったです。あと、水樹奈々のボーカルに所々軽くボーカルエフェクトがかけてあるんですが、これがまた絶妙なんですよねー。密かなるポイントかも。
第15位
浜崎あゆみ「crossroad」 試聴はコチラ(YouTube公式)
(作詞:ayumi hamasaki 作曲・編曲:Tetsuya_Komuro)
小室センセイにとって復帰後初となる、名実ともにトップアーティストと呼べる歌姫への楽曲提供となった今作。その割にすーんごく地味な曲で、サビだけ聞いたときは「これシングルにしていいの?」って思ったっけ。でもフルで聞いたら評価一変しました。名曲じゃん!全盛期のTKに「サビはいいけど他の箇所が手抜き」的なイメージを持っていた人もいるかもしれませんが、この曲においては(というか復帰後の楽曲のほとんどで)全くそんなこと無くて、ABメロも全く手抜き無く、非常に丁寧に作られている印象です。美しくも切ない楽曲というか。そんな感じ。ayuらしさも失われてないし、編曲がTK自身がやっているだけあって小室色もしっかり出ています。
他の人が指摘していて気づいたんですが、サビがTM NETWORKの「MESSAGE」(2000年リリース)にソックリ、というのには何か意味があるのか。深読みしなくてもいいのかな?
あと、この作品あたりからまたayuの歌詞の作風が変わったような気がします。より直接的になったというか…。なんとなく、ですけどね。
第14位
福田沙紀「Spr*ing for you」 試聴はコチラ(YouTube公式)
(作詞:尾上文 作曲・編曲:多保孝一)
2009年には「明日への光」でレコード会社を移籍して突如歌手活動再開した福田沙紀さん、移籍第2弾シングルは超名曲でキターーーー!春の出逢いと別れをテーマにしたバラードなんですが、とにかくメロディアスでー、サビはもちろん、Cメロから最後のサビへのつながりと違和感のない転調とか、もういろいろ完璧なのです。曲はSuperflyのメインコンポーザーである多保さんが書いているんですが、なるほどこの世界観はSuperfly越智さんのボーカルじゃ出せない世界。多保さんがSuperfly専属メンバーからコンポーザーに転向したのがいい方向に出ています。世の中歌唱力が全てじゃないんだぜー!ということを証明した曲、だと思うんだけどなんで売れないんだろう・・・・orz
第13位
GARNET CROW「Over Drive」 試聴はコチラ(YouTube)
(作詞:AZUKI七 作曲:中村由利 編曲:古井弘人)
この曲はとにかく意外性に尽きる。と言ったら大袈裟ですが、ぶっちゃけると、あの良くも悪くも特徴的な中村さんがボーカルを務めるGARNET CROWで、こーんなに爽やかで爽快な快作を聞けるとは本当に思ってなかったです(爆)。とにかく、爽快さを全面に出したのが功を奏したというか。爽快でありつつ、GARNETらしさがきっちり出ているんですよー。なんというか、広がりがある感じというか。それでいて、中村さんのあのボーカルがしっかりフィットしているんです!w 5thアルバム以降試行錯誤を重ねてきた、GARNET CROW節とポップさの融合がいちばんいい形で出来た大成功作品。GIZAさいごの砦としてこれからもGARNETには頑張ってもらいたいところです。
第12位
fripSide「future gazer」 試聴はコチラ(YouTube)
(作詞:八木沼悟志・yuki-ka 作曲・編曲:八木沼悟志)
fripSideセカンドフェイズ、3枚目はちょっと趣向を変えて爽快感と疾走感、そして希望感の溢れるナンバーになりました。この曲はジェネオンからメジャーデビューしたことによる音質向上の恩恵を存分に受けていて。いろいろ作りこんで、いろいろな音が詰め込まれているのにむしろ爽快さがあって、下世話な感じなんて一切なく、カッコよく、広がりのある空気感まで感じられるサウンドに仕上がっているんですよねー。もしメジャーデビュー前のfripSideでこの曲をやっても、ここまでさまざまな音色が研ぎ澄まされた感じは出来なかったと思う。fripSideならではの強みであるキャッチーなメロディとデジタルサウンドはそのままに、弱点だけを綺麗に無くしたような素晴らしい楽曲。
第11位
AAA「負けない心」 試聴はコチラ(YouTube公式)
(作詞:Kenn Kato rap詞:日高光啓 作曲:Tetsuya_Komuro 編曲:ats-)
AAA×TKのタッグ第2弾シングル。この曲の特徴は女性メンバーメインの楽曲であるということ!w 女性ボーカル好きである僕にとってはそれだけでも嬉しいんですが、さらにこの曲、編曲が僕の大好きなats-さんで。さらに最初から最後までクライマックスだぜっって感じの小室センセイのテンション上がりまくりのメロディが素晴らしくって。全部がクライマックスでもちゃんとサビはサビの役割を、メロはメロの役割を果たしているのがさすが小室センセイ。というわけで、僕の好きな要素をこれでもかっと詰め込んで、かつ完成度が高い。これで高順位にならないわけないでしょ!w というわけで11位です。
ats-さんのアレンジは、TKリスペクト魂丸出しの齋藤真也さんアレンジに比べると、TKリスペクト魂を出しつつも自らのサウンドカラーに染めたって感じに仕上がっていて、これはかなり好きです。アウトロのピアノソロとかは特にats-さんらしい、美しい締め方ですね。
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