今月リリースされた、岡村孝子さんのソロデビュー25周年アルバム「勇気」に収録されている、「友よ~時のかなたへ~」が素晴らしかったので突発的に記事を書いてみる。
基本、この人って変わらない人だなーって思っていて。
それはおそらく聴き続けているファンならわかっていることなのだろうなー・・・・と思うのですが、岡村孝子さんを聴き始めてからまだ1年未満のワタクシにはまだ断言できない(笑
でも、この最新アルバム聞いても、昔のアルバム聞いても、基本方針は変わってないんですよね、この人は。
もちろん、声はちょっと変わってきているし、サウンドの響きも少し変わっているけど、一聴した感じでは今も昔も変わらず、丁寧に岡村孝子ポップスを送り出していると言うか。
今でも、「夢をあきらめないで」のイメージでほとんど間違っていないんですよね。
このアルバムには「夢をあきらめないで2011」としてセルフカバーされて入っているけど、全くの別物、とかそんなことは無くって、ナチュラルに「岡村孝子ポップス」そのものな仕上がり。逆に言うとあんまり代わり映えしなくね?とも思ったり・・・げふんげふん
そういう意味では、松田聖子以上に変わらない人なのかな、と思っていたのです。
悪く言ってしまうと、変わることを拒否し続けているというか。
ああでも違ったんだなーって。
「友よ~時のかなたへ~」
この曲。
曲自体も個人的にはアルバムの中で一番好きで、ちょっと内省的な世界の、「夢をあきらめないで」とはまたちょっと違う路線なのですが。
歌詞に
「今も変われぬ 私のこと 笑うでしょうか」
ってフレーズがあって。
そして最後は
「ずっと変わらぬ 私のまま 歩き続ける」
で終わるのです。
ああ、この人、ただの変わらない人じゃなくって、色々と葛藤した末に、自分のアイデンティティを見つめて、認めて、自分の音楽を作り続けていく。そう決めた人なのかな、って勝手に思ったりしました。
アーティストが変わらないでいること。
それは最近の僕の中ではあんまりいい印象にならないことも多いのだけれど、このアルバム、この曲を聞いて、それもアリなんだなぁ・・・って、改めて実感。
岡村孝子、好きだったなー、というお方。(そういう人がこのブログを見ているかどうかは疑問ですが(爆)
久しぶりに彼女の新作を聞いてみるのもいいんじゃないかなと思います、よ。おすすめ。
安倍なつみに提供した曲のセルフカバー「雨上がりの虹のように」も傑作。なっち版も岡村孝子さん版もどっちも良い、というかどちらにも似合ってるなと。永遠の少女っぽいところが共通点なのかしら?w
超余談。いきものがかりの最近のマンネリズムっぷりはこの領域を目指しているのかなぁと思ったりもした。「笑ってたいんだ/NEW WORLD MUSIC」は、個人的にはぜんぜん評価してないシングルなのですが(爆)、この領域を目指す通過点として、そして葛藤するためのシングルとして考えると合点が行くというか。
んー、なんか実態のない妄想話に終始しちゃったな今回。まぁいいか。そういう自分も葛藤して試行錯誤しているんだよね、ということで無理やり前向きに捉えてみる。
新メンバーにSee-Saw,TOKIO等のアレンジャーとしても知られる ギターリスト 秋元直也、フューチャーリングVocal に津本里奈を迎え新生HΛLを再始動のようです。
あ、でも「YOU」はテレビで聞きましたー。なんだか凄く「No way to say」っぽい感じがしてw、ツボでした。
HΛL再始動はびっくり。最近ぜんぜん活動してないなぁという印象しかなかったので嬉しい不意打ちすぎるー。まずボーカルがどんなタイプの人なのかが気になります。
後藤さんアルバムのats-さん編曲の3曲はすべて清水武仁さんがギターを演奏してますよー。
個人的には「Believe」が今年の楽曲大賞上位確定ってくらいに良かったです。
毎年恒例楽曲大賞のランキングは1月上旬発表を予定しております。
清水さんはもう完全にHΛL卒業って感じみたいですね。何気に元HΛLな人ってつながってること多い気がする。しかし未だにゴマキのアルバム聞けてないんですがorz
>名無しさん
光岡さんがまた名義戻してアルバム出すっていうことだけでもビックリですがそこに再びats-さん参加ってさらにビックリ。「REFIND」好きだったんで、というかats-さんとBOUNCEBACKの組み合わせは好きな曲多いんでこれは期待大すぎるなーー。
まったり更新にしても間隔空きすぎだろっていう・・・ほんとゴメンナサイm(__)m