作曲家・ピアニスト/平良伊津美の音楽エッセイ

新しい音楽の形を模索していきます。

らららクラシックより 続き

2020-06-22 09:37:47 | 音楽
ラフマニノフ

♪ パガニーニの主題による狂詩曲

パガニーニの主題による…と書いてあるが、パガニーニの暗い曲調とイメージが違う。
パガニーニの主題は、ラフマニノフ以外にも、リストやブラームスにも、影響を与えた。

1917年 ロシア革命が起こります。その為、ラフマニノフは、アメリカへ移住。人気ピアニストとして大変過酷なスケジュールをこなしました。そして、作曲活動から遠ざかります。そのころ、スクリャービンや、シェーンベルクなどが出てきて、ハーモニーや美しい旋律は娯楽音楽とされていたのです。

1934年の夏、別荘にて「パガニーニの主題による狂詩曲」を作曲。

中でも、第18変奏は、パガニーニの主題を鑑写しに写しにしたもの。アイディアに自信を持ったラフマニノフは、たった1か月半で曲を一気に書き上げました。



https://www.youtube.com/watch?v=UOZERadBH2U&t=157s
15分あたり。

所沢・新所沢のピアノ教室

リズミィー音楽教室

https://rhythmy.jp/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする