作曲家・ピアニスト/平良伊津美の音楽エッセイ

新しい音楽の形を模索していきます。

らららクラシックより 続き

2020-08-27 08:49:26 | 音楽
2日、お休みしましたが、またモリモリ書いていきます。

バイオリン協奏曲

今回はチャイコフスキー(1840~1893)

チャイコフスキーは、37歳で結婚するも、同性愛者だったため、たったの80日で破局。。。
しかも、当時は、ヨーロッパの音楽が流行っており、ロシアの作曲家は見向きもされませんでした。バラキレフ、ボロディン、リムスキー・コルサコフ・ムソルグスキーと同様に。

そこで、チャイコフスキーは自分探しの旅にでます。ヨーロッパを転々としながら作曲します。そいて、スイスに行きます。
そこで、ロシア人バイオリニスト、イオニフ・コーテクに出会います。コーテクの助言を受けて、たった20日でバイオリン協奏曲を作曲してしまいました。

また、この協奏曲は、ロシアの民謡を取り入れたものです。

第1楽章は、西ヨーロッパの形式を用いていますが、第2、第3楽章は、ロシアの民族音楽のドゥムカをあてたものです。



第2楽章は、スローテンポの「歌」を取り入れていて、第3楽章はアップテンポの踊りを取り入れています。

https://www.youtube.com/watch?v=N3YKSVHWNpw


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