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アナログパワー・SWRメーターの製作

2023-09-24 14:15:55 | 無線

中国製キットとメーターで作ったSWR・パワー計の製作

JA1RPK 川名幸雄OMによってCQ誌8月号p122-127に紹介されたクロス指針タイプ「SWRメーター」を組み立て、使えるようにまとめてみたので紹介します。記事の中にもあるようにこの回路の原本はKits and Parts dot comにて商品化されたものクローン版が中華のキットとして販売されていたものです。

https://ja.aliexpress.com/item/1005004078086451.html?spm=a2g0o.order_list.order_list_main.11.7b16585aaboGxt&gatewayAdapt=glo2jpn

上記ページで購入しました。989円/setでした。この価格なら基板作成するよりも安いくらいです。

ページタイトルは:「RFネットワーク用ブリッジ,1.8m-30mhz,3.5-30mhz,swr,自立型ラジオ周波数,反射モジュール,DIYボードキット」でした。

使用したクロス指針メーターは表示されたタイトルはおかしい名前が書いてありましたが、

https://ja.aliexpress.com/item/4000917259974.html?spm=a2g0o.order_list.order_list_main.5.21ef585arQejRL&gatewayAdapt=glo2jpn

このWebページで購入しましたが、今日開いてみたら「申し訳ございません。この項目はもはや利用できません。」というコメントがあったので似たものを探す必要があるかもしれません。価格は¥3,075でした。

基板への部品の取り付けはオリジナルの製作記事を参照して以下のWebで見られます。

https://kitsandparts.com/bridge1.4.php

原文は英文で書かれており、Diz W8DIZが作成したものです。

部品の挿入はこの回路図を参照してください。

 

メーターの仕様はPower Max 20W,Ref Max 4Wのものです。

CQ誌にも指摘してあったように私は最初から

  • 高周波特性に優れているのでコンデンサーをすべてMLCCに変更
  • フェライトコアをFT50-43に変更

 

また、手頃なケースがなかったので2mm厚のアルミ板(200mm x300mm)を近くのDIY店で購入し、110 x 110mmに切り出して使いました。また、自立させるために、不等辺アングル(10mm x 40mm x 30cmL)から97mm長さに切り取って使っています。このLアングルには両面銅張基板(40mm x 110mm)に切って使い、M-Jコネクタをハンダでつけています。

取り付けには8個の裸圧着端子(モノタロウMR1.25-3B)とM3ビス4個を使いました。まず、2個の圧着端子の線材を差し込む円筒部分をニッパで切り開き、M-Jの角座にM3ネジで固定し、銅張基板にハンダで固定します。これを一つのM-Jコネクタに2か所つけて、しっかり固定します。同じように基板の反対側にM-Jコネ北を付け、メーターの入力、出力にします。

写真を参考にしてください。

メーターの窓は64.5mm x 45.5mmに現物合わせしながら開けました。メーターの固定には手元にあった不等辺アングルで(10 x 30 x 1t)を95mm長さ使いました。このアングルの10mmの辺で35mmLのM3ネジ2本で固定しています。広い方の辺はメーターに垂直になり、SWRメーター基板の固定に使っています。基板の固定には手元にあった10mmLのスペーサーロ使って固定しています。

組み立てが終わった全体はこんな感じです。

ダミーロードとIC-705を使って出力メーターを調整しました。

10Wでの調整と5Wの確認をしました。

SWRを確認するために入出力を逆接続してReflect側のMax4Wを入力してメーターのMAXを調整しました。

 

性能についてはCQ誌8月号 p122-127にありますので参考にされてください。

以上

September 24, 2023

 

 



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